2022.10.24 調査・統計
9月の物価指数上昇率1位は「スポーツチケット」…メルカリトレンド
(株)メルカリが運営する、メルカリ総合研究所がこのほど発表した『メルカリ物価・数量指数からわかる9月トレンド通信』によると、物価指数上昇率は「スポーツ(チケット)」が前年同月比1.8倍、コロナ禍で人気だった「ルームウェア/パジャマ」の物価指数が下落傾向にあった。

物価下落の1位は「音楽チケット」に
「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」での商品カテゴリーごとに月単位で表し、個人間商取引における消費者の需要を可視化していく世界初の取り組み。中カテゴリーに限定し、前年同月比で物価・数量指数が上昇、下落した商品カテゴリーを紹介している。
それによると、「前年同月比の物価上昇TOP5」(カッコ内は大カテゴリー)は、1位「スポーツ(チケット)」(180.2%、物価指数は2.05)、2位「イベント(チケット)」(134.86%、0.80)、3位「アクセサリー(メンズ)」(133.4%、1.55)、4位「スマートフォン/携帯電話(家電・スマホ・カメラ)」(133.2%、1.93)、5位「トレーディングカード(おもちゃ・ホビー・グッズ)」128.7%、1.82)。
また、「前年同月比の物価下落TOP5」(同)は、1位「音楽(チケット)」(87.5%、物価指数は1.11)、2位「テレビ/映像機器(家電・スマホ・カメラ)」(88.7%、1.36)、3位「アクセサリー/時計(ハンドメイド)」(91.1%、1.28)、4位「映画(チケット」(93.0%、0.94)、5位「施設利用券(チケット)(93.6%、0.94)だった。
「楽器・器材」が過去最高の物価指数に
「メルカリ」では、「急上昇」をキーワードに物価上昇のTOP10入りした「楽器・器材」(おもちゃ・ホビー・グッズ)、「トレーディングカード」(同)と、コロナ禍で人気となり、物価下落TOP10に入った「ルームウェア/パジャマ」(レディース)をピックアップしてとり上げ、分析した。
「楽器・器材」は物価上昇の8位(前年同月比121.3%、物価指数1.61)に。数量指数は1回目(20年3月)の緊急事態宣言中に急上昇。その後、数量指数は大きく下落することなく、「メルカリ」上でも安定的な取引が継続していることがうかがえる。一方、物価指数は急上昇を見せることなく徐々に上昇を続けており、現時点では過去最高の物価指数となっている。
「トレーディングカード」は物価上昇の5位。数量指数は20年1月から急上昇し、物価指数は安定基調にある。メルカリの20年トレンドワードでも大半はードゲームが席巻し、以降も人気の高さを継続している。コレクションだけでなく、投資商品の一面もあり、コレクター間の取引が活発化。「メルカリ」ではポケモンやONE PIECEカードゲームなどが人気だ。
「ルームウェア/パジャマ」は、物価下落の6位(前年同期比93.7%、物価指数1.37)となった。コロナ禍の緊急事態宣言をきっかけに数量指数が急上昇。3回目の21年5月時にやや取引が活発化したが、22年5月には数量指数の上振れはなく、全体的に数量指数は下落傾向となっている。今回、物価指数下落でランクインしたが、要因としては21年9月に物価指数がやや上昇しているためで、全体的には上昇している。
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