2022.09.07 ECモール
ヤフー、フィッシングメール対策でBIMI導入…メールにアイコン表示
ヤフー(株)は6日、フィッシングメール対策を目的に、Yahoo! JAPANから配信するメールにアイコンが表示される規格「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」を導入した。これにより、Gmailなど「BIMI」にシステム対応しているメールソフトには、Yahoo! JAPANのアイコンが表示されるため、ユーザーは正規のメールであることがひと目で分かるようになる。

企業が送信したメールを見分ける「新たな標準」
「BIMI」は、送信ドメインの認証技術「DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)」と、「認証マーク証明書(VMC)」によって成り立つ仕組みだ。BIMI用の電子証明書認証局であるデジサート・ジャパン合同会社によると、メール受信者に送信企業が分かりやすく明示されるBIMIは、誰でも企業が送信したメールを見分けることができる「新たな標準」として期待されている技術だという。
具体的には、企業から配信したメールが正規のメールであるかを「DMARC」が判断し、「VMC」によってドメインとアイコンの正当性を保証する。これらの技術により、メールソフトにおける企業ロゴなどの表示が可能になる。
Yahoo! JAPANが配信する正規メールをひと目で識別
近年、フィッシングメールの増加が問題視され、総務省の研究会「サイバーセキュリティタスクフォース(第36回)」では、メールソフトにおけるフィッシングメール対策が紹介された。そのなかで、「Yahoo!メール」が提供している「ブランドアイコン」の表示や「BIMI」の導入など、ユーザーによる正規のメールの視認性向上が有効な対策として挙げられた。
今回、Yahoo! JAPANが導入した「BIMI」は、Googleが2021年7月にGmailでシステム対応を開始しており、Yahoo! JAPANから配信するメールをGmailやGoogle Workspaceで受け取ったユーザーは、正規のメールがひと目で分かるようになる。
また、今後は「Yahoo!メール」でも「BIMI」へのシステム対応を予定している。現在システム対応しているメールソフトや今後の予定については、「BIMI」のホームページで確認できる。
■『BIMI』
https://bimigroup.org/bimi-infographic/
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