2022.09.01 通販支援
住商、消費地に隣接した物流施設「SOSiLA中央林間」を稼働
住友商事(株)は8月31日、開発を推進する消費地近接型物流施設SOSiLA(ソシラ)シリーズ最大規模の『SOSiLA中央林間』(神奈川県大和市)が竣工し、稼働を開始したと発表した。

『SOSiLA中央林間』
『SOSiLA中央林間』
ラストワンマイル対応で消費地に近接した物流施設を開発
EC市場の拡大で物流施設の需要が高まる一方、配送トラック・ドライバー、庫内就労者の不足が社会問題となっている。こうしたサプライチェーンにおける社会課題を解決するため、同社は「人と社会をつなぐ物流施設」をテーマにSOSiLAシリーズを展開。消費地に近接したラストワンマイル対応の物流施設開発を進めている。
SOSiLAシリーズでは15棟目となる『SOSiLA中央林間』は、地上5階建て、シリーズ最大規模となる延床面積約11万2000㎡のマルチテナント型物流施設であり、希少性の高い危険物倉庫を併設している。
『ソシラ中央林間』は神奈川県内陸部の人口密集エリアに立地
東名高速「横浜町田IC」約5㎞、首都圏中央連絡自動車道「圏央厚木IC」約6㎞に立地。都心部および広域にもアクセス可能であると同時に、神奈川県内陸部の人口密集エリアに位置し、ラストワンマイル配送が可能な好立地だ。小田急電鉄江ノ島線・東急電鉄田園都市線「中央林間駅」から約1.3㎞と、職住近接の就労環境も整っている。
SOSiLA中央林間は、同社が開発した物流現場効率化ソフト「Smile Board Connect」と提携。入居テナントは一定期間ソフトを無料で利用できる。従業員の個人単位のスキルデータをもとに、各工程の進捗をリアルタイムで可視化するダッシュボード機能や、スキルデータを活用して作業計画を作成する機能など、さまざまな機能で物流現場を効率化するツールだ。
AIと量子コンピューターで最適な人員配置を提案も
また将来的には、オプション機能として、AIと量子コンピューターを使用して最適な人員配置を提案することで、労働環境の改善に寄与していく考えだ。
ラウンジには、シリコンバレーで創立されたテック企業、View社が開発するスマートガラス「View Smart Windows」を導入した。屋上に設置したセンサーとAIを利用し、日射量や屋外の状況に応じ、窓の色を自動調整して光量を最適化する。空調や照明によるエネルギー消費を最大20%削減する効果が期待できる。スマートガラスの導入は日本の物流施設で初の試みであり、業界の新たなスタンダードとなり得る先進的な挑戦としている。
同社は、オフィスビル・商業施設・分譲マンションと並び、物流不動産を不動産事業の「第4の柱」として位置付けている。SOSiLAシリーズでは22年、首都圏に位置する「(仮称)SOSiLA柏」(千葉県柏市)、「(仮称)SOSiLA厚木飯山」(神奈川県厚木市)、関西圏では「NEWNO・SOSiLA高槻」(大阪府高槻市)が着工し、それぞれ23年の竣工を予定している。
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