2022.08.10 通販会社
新日本製薬3Qは増収増益、通販の新規獲得が73%増
新日本製薬(株)が9日発表した2022年9月期第3四半期(21年10月~22年6月)連結決算は、売上高が前年同期比7.2%増の271億2100万円、営業利益が同15.4%増の27億6900円、純利益は同14.6%増の18億6200万円となった。

「PERFECT ONE クッションファンデーション」の広告施策が奏功
化粧品の売上高は前年同期比3.0%増の246億4600万円、ヘルスケアは同54.4%増の24億7400万円。通信販売の新規顧客獲得が前年比73%増と加速し、増収をけん引した。利益面では、通販チャネルの好調な進捗と、オペレーションコストの低減が増益に貢献した。
通信販売の売上高は前年同期比5.2%増の247億7900万円。第2四半期に引き続き、「PERFECT ONE クッションファンデーション」に対する広告投資を積極的に実施した結果、新規顧客獲得が第3四半期に入って加速し、売上高をけん引した。
直営店舗販売・卸売販売の売上高は前年同期比42.0%増の18億6400万円。依然として来店客数の回復が鈍く厳しい状況が続いているが、「PERFECT ONE」ブランドの認知度拡大や新ライン発売を受けて、卸売販売の展開店舗数は第2四半期末に比べて3500店舗以上増え、約8300店舗に拡大した。
機能性表示食品「Wの健康青汁」への広告投資を拡大
国内EC販売では、売上高が前年同期比18.6%増の35億7600万円。インフルエンサーの活用やSNS施策により、「PERFECT ONE」と「FOCUS」の認知度が一気に拡大し、特に外部モールでは完売するなどの好調ぶり。Amazonのクレンジングクリーム売れ筋ランキングで1位を獲得した。売上高は第2四半期の1.5倍となり、ECでは同4.2倍と増収に貢献した。
健康食品では機能性表示食品「Wの健康青汁」への広告投資額を拡大した結果、新規顧客獲得が前年同期比1.7倍と引き続き好調。成長フェーズへ転換し、ヘルスケアの売上成長をけん引している。
コールセンターのコミュニケーターによる商品提案や販促強化により、定期購入顧客に対するアップセルやクロスセルの成約率は過去最高水準に達しており、前期平均比3.5pt増となるなど顧客単価が上昇した。受注成約率は32.0%となり、前年同期から3.4pt伸長した。
海外販売の売上高は前年同期比28.5%減の4億7700万円。特に主力展開国である中国での新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響で、販売活動に遅れが生じた。次期からの再成長をめざす。
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