2022.07.27 通販支援
DGなど3社、「食べログオーダー」のOMO支援で連携…飲食・小売DXへ
(株)デジタルガレージ(DG)と、DGのグループ会社(株)カカクコム、東芝テック(株)の3社は26日、カカクコムが運営する店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」を戦略的に支援する基本合意書を締結したと発表した。

飲食・小売業界で課題のDX、3社の協力体制で推進
近年、飲食業界は事業環境の大きな変化に直面している。消費者の変化としては、購買意識やニーズの多様化に加え、コロナ禍に伴ってリアルとサイバーを組み合わせたサービスや購買行動など、最新のデジタルテクノロジーを活用した生活様式が定着しつつある。
一方、店舗ビジネスとしては、必要不可欠なPOS(販売時点情報管理)システムで収集した顧客情報、販売実績などの情報を中核とし、消費者のニーズや行動、業務そのものや組織、プロセスに合わせたさまざまな最新のサービスアプリケーション(EC/モバイル/勤怠/給与/発注/在庫/データ分析など)を取り込むための周辺投資が必要な時代となっている。
経済産業省が推進する「IT導入補助金2022」は、まさに外食事業者の置かれている状況を解決するための行政施策であり、今回の3社合意は、民間サイドから飲食業界に対して日本を代表する最適なソリューションの提供をめざす取り組みとなる。
DGフィナンシャルテクノロジーが決済サービスを担当
DGの子会社で、決済事業を手がける(株)DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)はさまざまな決済手段を提供し、加盟店数70万店以上の規模に拡大している。カカクコムは、掲載店舗数約83万店、月間利用者数約8763万人のレストラン検索・予約サイト「食べログ」を運営。併せて運営する「食べログオーダー」は、快適な外食体験の提供と、飲食店の業務効率化を実現するサービスで、「IT導入補助金2022」による補助対象事業として採択されている。
東芝テックはPOSシステムのリーディングカンパニーとして保有する強固な顧客基盤、営業・保守網といったリアルアセットを最大限活用し、開発を推進するグローバルリテールプラットフォーム「ELERA」を基軸としたデータソリューションの創出に注力している。
フードデリバリーなどの注文を一元管理、さまざまな決済手段にも対応
今回、3社の持つ特長と培ってきたノウハウを連携させ、飲食・小売業界のDX推進を支援し、持続可能な社会の発展に貢献していきたいとしている。
今回開発するシステムは、フードデリバリーなどの複数のオンライン注文サービスを一元管理する「Pangaea Delivery」のPoCを通して開発した機能をベースにしている。また、DGFTの75の決済手段を統合した決済プラットフォームを「食べログオーダー」に接続開始することで、さまざまな決済手段に対応する。
DGは小売店・飲食店向けの周辺サービスを簡単で低コストにPOSシステムに接続可能なツール群(SDK)を開発。東芝テックと協力して外部アプリケーションを開発事業者向けに提供。第一弾として、カカクコムに「食べログオーダー」とPOSシステムを接続するために提供する。また、東芝テックの資本業務提携契約に基づき、総合決済サービス「VeriTrans4G」と東芝テックのPOSシステムを有機的に接続し、「Hybrid Pay」(飲食業界向けOMO)をスタートする。
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