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2022.07.05 ECモール

楽天銀行、東証に株式上場申請…独自の成長戦略を遂行へ

楽天グループ(株)の連結子会社である楽天銀行(株)は4日、東京証券取引所に新規上場申請を行った。2021年9月から上場の準備を進めてきた。上場には、日本取引所自主規制法人による上場審査を経て、東京証券取引所から上場承認を得る必要があり、現時点で上場の可否や上場時期について言及していない。


「楽天エコシステム」の継続利用でグループ内でのLTVを最大化


 楽天は国内外で、Eコマース、トラベル、デジタルコンテンツなどのインターネットサービス、クレジットカードをはじめ、銀行や証券、電子マネー、スマホアプリ決済といったフィンテックサービス、携帯キャリア事業などのモバイルサービス、さらにプロスポーツといった多岐にわたる分野で70以上のサービスの展開を通じて、独自の「楽天エコシステム」を形成している。

 国内外の会員が複数のサービスを回遊的・継続的に利用できる環境を整備することで、会員1人当たりの生涯価値(ライフタイムバリュー)の最大化、顧客獲得コストの最小化などの相乗効果の創出、グループ収益の最大化をめざしている。

 変化の激しいインターネット業界で、楽天が今後も持続的に成長するためには、各事業を取り巻く事業環境を踏まえ、各事業の資本効率をさらに上げながら、各事業の迅速な意思決定を可能とする体制構築を通じた競争力と機動力の向上が重要としている。

楽天銀行は独自の成長・財務戦略の検討が可能に


 こうした中、楽天は21年9月から楽天銀行の株式上場の準備を進めてきた。楽天銀行は株式上場を通じて、より自律的な経営視点を持ちながら成長戦略を遂行できるようになるとともに、独自の資金調達を含めたさまざまな成長と財務戦略を検討することが可能になる。

 楽天のさらなる持続的成長のためには「楽天エコシステム」の拡大が重要と、楽天銀行の株式上場準備にあたっては、上場後も楽天の、特にフィンテック事業を展開するうえで重要な連結子会社であることを前提としている。引き続き、信用力と財務健全性を考慮した組織構成と資本構成を検討しながら、楽天の成長と企業価値の最大化をめざしたい考えだ。






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