2022.07.01 ECモール
バーチャル店舗で決済も…TIS、小売業向けSaaS「XR Pay」を開始
TISインテックグループのTIS(株)は、あらゆるバーチャル空間をショップ化し、空間内で決済まで完結できる小売業向けSaaS『XR Pay』の提供を6月29日から開始した。『XR Pay』は、アパレル店舗やショッピングモールなどを仮想空間上で再現し、商品選択から決済までを1つの空間上で完結可能な購買体験ができるサービスだ。

XR Pay 全体像イメージ
XR Pay 全体像イメージ
バーチャル店舗内で決済まで完結、ユーザーの体験に没入感を
従来のバーチャルショップでは、360度の3D空間内で陳列している商品を選択することはできても、購入時は各商品提供元のECサイトへ遷移しなければならなかった。『XR Pay』では、来店顧客に他サイトに移ることなく、決済まで同じ空間内で買い物を楽しめるため、深い没入感とスムーズな決済体験を提供することができる。
第一弾として、実際の空間を360度カメラで3Dスキャンし、その空間の3Dモデルを作成する「Matterport」によるバーチャルショップ用の空間制作と、商品管理、売上~注文~発注管理など、オンラインショップ運営に関わる各種機能を提供する。
Matterportを用いた店舗の撮影は全国の撮影事業者と協業し、店舗撮影からバーチャルショップ構築、サービス利用中の問い合わせサポートまでを提供する。
『XR Pay』は、各ブランドが抱える「ブランドのコンセプトや店舗の雰囲気を、体験とともに、より強く消費者へ訴求したい」というコロナ禍における新たなニーズや、「単なるウェブ上のECでは商品情報や店舗情報が不足し、消費者が興味を示さない/選択できないケースが多い」などの課題解決につなげる。
「XR Pay」はBtoC向けに展開、今後はライブコマース化も視野に
TISは、『XR Pay』をこんな「顧客」に向けて展開したい考えだ。「BtoCの物販を事業として持つ企業」(家具、雑貨、アパレル、スポーツ用品、ホームセンター、IP保有企業など)。「ショールーミングによる集客を実施する物理店舗」(ショッピングモール、ラグジュアリーブランド、ミュージアム、観光事業など)。「物理店舗を管理する事業者」(不動産、商店街、地方自治体、商工会議所など)。
TISは今後、あらゆるバーチャル空間での購買行動を実現をめざし、同社のリモートコミュニケーションサービス「XR Campus」シリーズでのライブコマース化や、VR技術を用いた仮想空間でのショッピングサービスを提供する予定でいる。
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