2022.02.18 通販会社
新日本製薬、化粧品容器の 「水平リサイクル」開始…直営店舗で回収
新日本製薬(株)は17日、化粧品プラスチック容器を直営店舗で回収し、水平リサイクルによって同じ容器に再生させる『パーフェクトワン リサイクルプログラム』を、(株)BEAUTYCLE(ビューティクル)の協力を得て4月から、化粧品業界で初めて実施すると発表した。

シニア世代の7割が「スキンケアに環境へ配慮された商品を使用したい」と回答
水平リサイクルの対象商品は「パーフェクトワン モイスチャージェル」と「パーフェクトワン 薬用ホワイトニングジェル」。全国の直営8店舗で回収したポリプロピレン、ポリエチレン素材の化粧品プラスチック容器は、BEAUTYCLEの佐賀工場(2023年1月より稼働予定)に運ばれ、洗浄・粉砕などを経て化粧品プラスチック容器に再生される。
近年、プラスチックの廃棄物処理や海洋ごみ問題など、プラスチックごみに関する問題が深刻化しており、市場の環境に対する意識が高まっている。同社の主要顧客層であるシニア世代に対して実施した意識調査でも、「スキンケアに環境へ配慮された商品を使用したい」という回答が71.2%と、消費者の環境に対する意識が高まりつつあることが分かる。
循環型リサイクルシステムで「水平リサイクル」の課題を解決
また、4月1日から「プラスチック資源循環法」が施行され、企業にとっても、いままで以上に環境に対する意識が求められる。これまで、飲料に使用されるペットボトルのリサイクルシステムは確立されていたが、化粧品プラスチック容器のリサイクルは色や材質が異なることから、品質を保ったまま同じ容器に再生する水平リサイクルが難しいとされていた。
しかし、BEAUTYCLEでは、この課題を独自の循環型リサイクルシステムで解決。プラスチックを廃棄せずに、繰り返し使える大切な「資源」として活用し、水平リサイクルする。プラスチックは軽く、丈夫で長期保存が可能な素材だからこそ、他の素材で代替えすることばかり考えるのではなく、「使い続けられる仕組み」を築いていきたいという考え方だ。
水平リサイクルで同じ容器に再生させる『パーフェクトワン リサイクルプログラム』を実施
同社はBEAUTYCLEの取り組みに賛同し、使用済み容器を店頭で回収し、水平リサイクルによって同じ容器に再生させる『パーフェクトワン リサイクルプログラム』を実施することにした。同社はこれからも、市場の環境に対する意識の高まりや企業としての責任を果たすため、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していく考えを示している。
BEAUTYCLEは、化粧品容器製造販売事業を展開するツバキスタイル(株)が新設し、化粧品、トイレタリー容器の全く新しい循環型リサイクルシステムの構築と取組みをスタート。化粧品容器の「回収→洗浄→粉砕→樹脂化→容器として再生」という、消費者にとっても安全な新たな循環型の仕組みで、化粧品版の「ボトルtoボトル」を実現する。
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