2022.02.10 ECモール
BASE21年決算、売上高19%増も11億円の赤字に…手数料減少と積極投資で
BASE(株)が9日発表した2021年12月期(21年1~12月)連結決算は、売上高が前期比19.8%増の99億3100万円、営業損失は9億7700万円(前期は8億300万円の営業利益)、純損失は11億9400万円(前期は5億8400万円の純利益)となった。

BASEのネットショップ開設数は1月に170万ショップを突破
連結売上高と営業損益は業績予想の範囲内での着地となった。BASE事業のネットショップ開設数は22年1月に170万ショップを突破した。同事業の流通総額(GMV)は、月間売店数が前期末比1万1000ショップとなり、前期比19.4%増の1137億7300万円となった。
オンライン決済サービス「PAY.JP」を提供するPAY事業のGMVは、既存加盟店の継続的な成長に加え、新規加盟店の増加で前期比53.2%増の552億7100万円となった。5年間の年平均成長率はBASE事業が66.9%増、PAY事業は185.2%増と高い成長を継続している。
BASE事業の売上高は15%増の84億円、7億円の損失
第4四半期の連結売上高は、両事業のGMVがともに増加して過去最高額の27億5400万円。BASE事業のGMVはコロナ禍の影響で急増した20年第2四半期を上回って過去最高額の317億円。PAY事業のGMVは前年同期比51.2%と高い成長率を維持している。
BASE事業の売上高は、前期比15.0%増の84億2000万円、セグメント損失は7億300万円(前期は11億1200万円のセグメ ント利益)となった。認知度向上と新規ショップ開設の促進を目的に、テレビCMやWebマーケティングなど実施した結果、月間売店数は引き続き増加。ショップの売上向上へ繋げることを目的に、ショッピングカートのリニューアルを実施した。
流通総額の成長により、売上高および売上総利益は増加した一方、主に購入者手数料の減少により、売上総利益率は減少した。購入者手数料の減少要因は、決済手段の構成比の変化と決済単価の増加による。また、前期比82%増となったプロモーション費や、人材採用の先行投資により、販売費および一般管理費が前期比で大きく増加した
PAY事業は、売上高が前期比54.2%増の14億4800万円、セグメント損失は3800万円(前期は9200万円のセグメント損失)となった。
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