2021.12.09 通販会社
ストリーム3Q、ポイント施策強化や宣伝広告費増で増収減益
(株)ストリームが8日発表した2022年1月期第3四半期(21年2月~10月)連結決算は、売上高が前年同期比2.4%増の208億700万円、営業利益が同29.5%減の3億3500万円、純利益は同27.5%減の2億6900万円となった。

「楽天市場」などのECモールで洗濯機・冷蔵庫が好調
主力のインターネット通販事業は、売上高が前年同期比3.8%増の197億2800万円、営業利益が同21.2%減の5億6900万円。売上高は微増となったが、利益面では5月以降、外部サイトのポイントなどの販促施策強化に伴う広告宣伝費の増加や、競合他社との価格競争に伴う粗利益の低下により、減益となった。各カテゴリの前年同期比では家電3.2%減、パソコン7.5%減、周辺機器・デジタルカメラ32.1%増となった。
国内の家電小売業界は、パソコンなどの情報家電やエアコンなどの季節家電、大画面テレビなどの映像家電が伸び悩んだ。出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」などの外部サイトの売上高は、ポイントなどの効果的な販促施策の展開で、洗濯機や冷蔵庫などが好調に推移した。
使用済小型家電の宅配便リサイクルサービス「リタクル」を開始
8月には、リネットジャパンリサイクル(株)と提携して、使用済小型家電の宅配便リサイクルサービス「リタクル」を開始。循環型社会の構築への貢献をめざしている。9月には、「ecカレント」オリジナルサイトの新たな決済方法として、KDDI(株)が展開しているスマホ決済サービス「au PAY」を導入し、同サイトへの集客効果に繋げている。
(株)エックスワンによるビューティー&ヘルスケア事業は、売上高が前年同期比18.3%減の6億7800万円、営業損失が5300万円(前年同期は9600万円の営業損失)。売上高に関しては、会員向けビジネスは概ね計画通りに推移したが、コロナ禍の影響で、依然として店舗販売は厳しい環境が継続。全体として前年同期を下回った。利益面では、昨年から取り組んでいる構造改革やコスト削減の効果もあり、徐々に改善が進んでいる。
会員向けビジネスはSNSの積極活用などで堅調
会員向けビジネスでは、オンラインセミナーやインスタライブを開催するなど、SNSの積極活用で、会員とのコミュニケーションを行った。発信拠点として、直営店舗「サロン・ドゥ・インナップ青山」内にスタジオを開設した。6月には、洗い流さないヘアトリートメント「エックスリュークス モイスチャーヘアウォーター」を発売し、売上高は堅調に推移している。、
各種販売支援と3PLの「その他事業」は、売上高が前年同期比15.5%減の4億5400万円、営業利益が同14.1%減の5100万円となった。国内免税店での販売支援店舗が減少したため、売上高は低調に推移。3PL事業では、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスの強化とともに、同社コーポレートサイトで事業内容を紹介、継続的に新聞やインターネット(おもに検索連動型)での広告展開や取材対応などのメディア露出に努めている。
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