2021.11.30 ECモール
ダイレクトメールは7割が「読む」と回答、DMの成功事例とは?
リサーチ&マーケティング支援を手がける(株)ネオマーケティングはこのほど、『生活者が求める企業とのコミュニケーションツール』をテーマにした調査結果をまとめた。公式LINE・メールマガジンに次ぐ第2弾となり、焦点を当てのは「ダイレクトメール(DM)」。生活者との関係性をつなぐツールの一つだが、「内容をしっかり読む」「ざっくり読む」が7割を超えていた。

DMの内容をほとんど確認しない人は20%程度
調査は11、12日。全国の20歳~79歳の男女で、企業・ショップの公式LINEを登録している人、同じくメールマガジンを登録している計1000人を対象に聞いた。それによると、91.0%がDM(郵便物)を受け取っており、普段から頻繁に接触していることが分かった。
では、どの程度読まれているのか。「内容をしっかり読む」「ざっくり読む」を合わせて70.5%に上った。「全体の画像や文字を目に通す程度」「タイトルや冒頭の文字のみ確認する程度」といった、届いた内容をほとんど確認しない人は20%程度にとどまっていた。
「商品購入・サービス利用が増えた」が30.4%
DMを受け取って変化したことについて。「(その企業・ショップを)想起する(思い出す)ことが増えた」が33.3%、「商品購入・サービス利用が増えた」が30.4%、「より好印象を抱いた」が28.7%、「特別に扱われたと感じる」が26.0%(DMのみの感想)だった。
第一弾で調査した「公式LINE・メールマガジンを受信登録して変化したこと」と今回の回答を比較すると、ほぼすべての項目でDMが10ポイントほど低いことが分かった。「好印象を抱いてもらう」「想起してもらう」「商品購入・サービス利用を増やしてもらう」ためには、郵便物のDMよりも公式LINE・メールマガジンのほうが有効と言えるのかも知れない。
良いDMは「手書きコメント」「文字が大きい」「センスの良いデザイン」など
これまでに受け取ったDMで良いと思ったものについて、自由記述で聞いた。宛名部分を覆う部分が紙製だったので、エコに配慮していて自然環境に配慮していることが分かり好感を持った(50歳、男性)/サンプルが付いていた(26歳、女性)/普段、スマホの小さい文字と格闘してるので、ペーパーは有り難い(71歳、女性)/新商品のサンプルがセットになっている(38歳、男性)/内容をじっくり読むことが出来る点が良い(71歳、女性)。
部屋のインテリアとして置いておける(59歳、男性)/手書きのコメント付き(31歳、女性)/普段愛用はしていても、年に数回しかショップを訪れない時でも忘れられていないと思うと嬉しい(72歳、女性)/旅行会社からのものは写真もきれいで、旅行へ行けなくても見ていてワクワクする(72歳、女性)/センスの良いデザインの葉書などは飾っておく(57歳、女性)/この郵便物を受け取った人限定のものがあったりすると良いって思った(49歳、女性)。
「サンプル付き」「受け取った人限定」といったお得感を抱いてもらうワードが挙がった。中には、ダイレクトメールで使用した素材から、その企業に好印象を抱いたという声もあった。生活者の目に留まるワードや内容物と同様に、素材に着目してみるのもいいかも知れない。
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