2021.11.08 通販会社
ユナイテッドアローズ2Q、営業損失26億円も赤字幅を大幅に縮小
(株)ユナイテッドアローズがこのほど発表した2022年3月期第2四半期(21年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比5.3%減の504億3700万円、営業損失は26億4800万円(前年同期は68億4000万円の営業損失)、純損失は19億9400万円(前年同期は50億9700万円の純損失)となった。

ネット通販既存店売上高はセールの反動などで14.9%減
連結売上総利益率は49.2%となり、前年同期比6.2ポイント増。50.7%の計画必達に向けて、在庫効率の改善と営業施策推進を軸に進行した。在庫効率の改善へ向けて仕入を抑制するとともに、夏のセール開催を遅くすることで定価販売比率を上げ、売上総利益率の回復に努めた。営業面では赤字となったが、前年同期の損失からは大幅に改善した。
単体の小売+ネット通販既存店売上高は前年同期比2.6%増。小売既存店売上高は同17.3%増だったが、ネット通販既存店売上高の前年同期比はセール施策の反動などで14.9%減となった。しかし、売上構成比は29.8%となり、2年前から8.3ポイント増。うち、自社ECサイトの売上は対前年で8%減、対前前年比では52.1%と大幅増となっている。
ネット通販ではオンライン接客やライブ配信での商品紹介を継続
売上総利益は前年同期比8.4%増の248億100万円となり、売上総利益率は前年同期から6.2ポイント増の49.2%となった。販売費および一般管理費は、売上拡大に伴う変動費の増加があったものの、前年同期比7.6%減の274億5000万円となった。
営業施策として、オンライン接客やライブ配信での商品紹介を継続するとともに、自社ネット通販サイトでのスタッフスタイリングやブログ記事の増加などによりコンテンツを拡充し、多様な顧客接点を作っている。これらは売上増に寄与したが、前年同期のセール施策拡大の反動などからネット通販既存店売上高は前年同期を下回った。
「CITEN」のネット販売などが好調
直近の新たな取り組みは、9月1日に「CITEN」を販売開始。ネット通販や実店舗でのポップアップも展開し、好調なスタート。9月16日には、人気の動画投稿者とコラボレーションした「MARW UNITED ARROWS」といった新規ブランドの販売を開始したほか、ウェルネス・サステナブル活動の発信拠点となる新店舗「California General Store」をオープンした。
出退店については、トレンド・マーケットで1店舗の出店、7店舗の退店、ミッド・トレンドマーケットで1店舗の出店、2店舗の退店を実施した結果、累計期間末の小売店舗数は202店舗、アウトレットを含む総店舗数は229店舗となった。
連結子会社については、(株)コーエンは減収、海外子会社の台湾聯合艾諾股份有限公司は増収となった。出退店では、コーエンの2店舗の出店で店舗数は89店舗、台湾聯合艾諾股份有限公司の店舗数は7店舗。これにより、グループ全体での新規出店数は4店舗、退店数は9店舗、累計期間末の店舗数は325店舗となった。
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