2021.10.18 通販会社
北の達人2Qは増収減益、マスマーケットの一部でもシェア獲得へ
(株)北の達人コーポレーションがこのほど発表した2022年2月期第2四半期(21年3~8月)連結決算は、売上高が49億3700万円、営業利益が9億8300万円、純利益は6億8400万円となった。

新規獲得件数が14%増、広告投資効果は最適状態を維持
新規獲得件数が前年同期比14%増となり、売上高は業績予想を4.9%上回った。第1四半期から連結決算に移行。非連結・連結のままの対前年同期比では、売上高が7.5%増、営業利益が4.5%減、純利益は4.7%減となった。原価率が低い商品の売上構成比率が高まったことで、売上総利益率が予想より改善、営業利益も同じく10.9%上回った。広告の投資効果は最適な状態を維持。アフィリエイトやECモールなど、さらなる成長施策に取り組んだ。
また、これまではなかなか成果が出ていなかったインフォマーシャル広告(BS放送など)での新規獲得が好調だった。巣ごもり消費などの影響もあり、第2四半期では前年同期比376%と大幅に拡大した。同社は今後も「インターネットでは商品を購入しない層」のお客様の拡大を図る。
主要事業のEC事業は、化粧品や健康食品など、顧客の具体的なニーズに応えるオリジナル商品(全34商品)を手がけるとともに、EC販売に特化したモニター調査を実施した。「北の快適工房」の売上高が23億5500万円、5月31日に連結子会社となった(株)ASHIGARUのオリジナルヘアアイロン「SALONMOON」は、ECモールでの販売を前提として開発した製品で、売上高は1億1300万円となった。
海外市場攻略でAmazonを重要な販売チャネルに位置づけ
今後も継続してECモールでの売上拡大に取り組むとし、海外市場を攻略する上でAmazonを重要な販売チャネルであると認識。市場規模が格段に大きい米国Amazonにも進出するため、米国 Amazon向けの商品開発とテスト販売を継続する。
市場環境の変化もあり、現在はマスマーケット向けの商品も開発。第1弾の真皮ケアオールインワンジェル『シンピスト』(医薬部外品)を8月に発売。発売後は新規獲得とともに、今期の目標でもある「マスマーケット商品の複数発売」に向け、第3四半期以降も注力する。
アフィリエイト事業者との連携強化に関しては、アフィリエイト対応専門チームを立ち上げ、新規獲得件数の増加を図るため、クリエイティブや施策についての定期的な意見交換や、アフィリエイト向け商品説明会を開催し、商品特性や訴求ポイントの共有を通じた商品理解の醸成にも努めている。
今後については、これまでの「ニッチマーケットでトップシェアを獲得する戦略」から、「マスマーケットにおける一部シェアを獲得する戦略」を併用する方針を掲げた。
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