2021.09.24 調査・統計
20年度妊活サポート商品市場、2.4%増の130億円に…サプリの需要が拡大
TPCマーケティングリサーチ(株)がこのほど発表した『2021年 妊活・産前産後サポート商品の市場分析調査』のまとめによると、晩婚化・晩産化を背景に市場は拡大。葉酸を主要成分とするサプリメントのニーズが拡大していることが明らかになった。

出産年齢の高齢化に伴い妊活の意識が向上
同社によると、女性の社会進出が進んで働く女性が増加する中、生理やPMS(月経前症候群)、妊活、更年期障害といった女性特有の悩みを解決する「フェムテック」の市場拡大に期待が高まっている。「フェムテック」は、「女性(Female)」と「テクノロジー(Technology)」を掛け合わせた造語で、女性のライフステージ別に起こるさまざまな健康課題の解決や生活の質(QOL)の向上につながる製品やサービスの総称だ。
2020年度の妊活・産前産後サポート商品市場は、前年度比2.4%増の130億円となった。同市場は、晩婚化による出産年齢の高齢化に伴う妊活に対する意識の高まりと、妊活期・妊娠期・授乳期における栄養摂取ニーズの高まりなどを背景に拡大が続いている。
葉酸と一緒に配合する機能性素材に注目
胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために国が推奨していることから、妊娠を希望する女性や妊娠初期の女性の間で、葉酸を主要成分とするサプリメントの利用が広がっている。通販ルートを中心に葉酸サプリを展開する企業が増えており、競争も激化。販促活動の強化や新たな機能性素材の研究開発などに注力し、需要の取り込みを強化している。
また販売面では、各社がマタニティ雑誌への広告掲載、テレビCM、無料サンプリングなどにより認知度向上に努めている。通販系企業はWeb広告から公式通販サイトやランディングページに誘導し、初回限定割引や定期購入割引などの割引サービスを実施することで、新規顧客の獲得につなげている。
商品面では、妊活期・妊娠期・授乳期といった時期別に対応した商品の投入、アグリマックス、マカ、ピクノジェノールなど、葉酸に続く機能性素材を使った商品の開発に注力する動きがみられる。
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