2021.09.09 通販会社
ストリーム2Qは売上高4.5%増、純利益3.2%減…巣ごもり需要に落ち着き
(株)ストリームが8日発表した2022年1月期第2四半期(21年2月~7月)連結決算は、売上高が前年同期比4.5%増の146億3600万円、営業利益が同5.3%増の2億7500万円、純利益は同3.2%減の2億2500万円となった。

家電業界では定額給付金効果が一巡
主力のインターネット通販事業は、売上高が前年同期比5.5%増の138億7200万円、営業利益が同5.2%減の4億3100万円。売上高は微増となったが、利益面では5月以降、外部サイトのポイントなどの販促施策強化に伴う広告宣伝費の増加や、市場環境の変動から競合他社との価格競争で粗利益が低下したことなどで微減となった。各カテゴリでは、家電が同2.7%減、パソコンが同3.3%減、周辺機器・デジタルカメラ同39.3%増となった
国内の家電小売業界は、特別定額給付金の支給効果が一巡し、パソコンなどの情報家電やエアコンなどの季節家電、大画面テレビなどの映像家電が伸び悩んだ。出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」などの外部サイトの売上高は、巣ごもり需要は落ち着いたが、ポイントなどの効果的な販促施策の展開で洗濯機や冷蔵庫などが好調に推移。パソコン周辺機器の無線LANルーターやHDDなども伸長した。
大型家電の配送設置サービスが好調
WEB接客ツールのチャット機能を導入しているオリジナルサイト「ecカレント」と、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」での大型家電の配送設置サービスは、洗濯機や冷蔵庫などの売上を中心に、引き続き好調に推移している。
今期直後の8月からは、リネットジャパンリサイクル(株)と提携し、小型家電リサイクル法に基づく使用済小型家電の宅配便リサイクルサービス「リタクル」を開始。資源のリサイクルを通じてSDGsがめざす循環型社会の構築に貢献していく考えを示している。
エックスワンの赤字幅は減少
(株)エックスワンによるビューティー&ヘルスケア事業は、売上高が前年同期比17.7%減の4億5300万円、営業損失が3700万円(前年同期は8500万円の営業損失)となった。新商品として、6月に「エックスリュークス」シリーズより、洗い流さないヘアトリートメント「エックスリュークス モイスチャーヘアウォーター」を発売し、売上高は堅調に推移した。
売上高に関しては、会員向けビジネスは概ね計画通り推移したが、卸販売はコロナ禍の影響で免税店への海外からユーザーが実質ゼロの状況であり、依然として店舗販売は厳しい環境が継続。全体として前年同期を下回った。利益面では、昨年から継続して取り組んだ構造改革やコスト削減の効果もあり、収益体質は改善している。
各種販売支援事業と3PL事業の「その他事業」は、売上高が前年同期比0.2%増の3億4800万円、営業利益が同15.2%増の4200万円となった。いずれも堅調に推移する中、同社コーポレートサイトに3PL事業紹介サイトの開設や、継続的に新聞やインターネット(主に検索連動型)での広告を展開するなど、メディアへの露出に努めている。
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