2021.08.13 ECモール
メルカリ最終決算、売上39%増・純利益57億円…流通総額は7845億円
(株)メルカリが12日発表した2021年6月期(20年7月~21年6月)連結決算は、売上高が前期比39.1%増の1061億1500万円、営業利益が51億8400万円(前期は193億800万円の損失)、純利益は57億2000万円(前期は227億7200万円の損失)となった。

3事業の収益力が着実に向上、過去最高の営業利益に
コロナ禍による在宅率の影響、機会を捉えた第2四半期後半からの投資再開により、メルカリJPとメルカリUSの流通総額は高い成長を実現するとともに、メルペイを加えた3事業の収益力が着実に向上。これに伴い、創業来初の通期連結営業利益を計上した。
主力事業のメルカリJPの売上高は前期比28%増の751億円。流通総額は同25%増の7845億円で、調整後営業利益率は32%と、期初の目標「20%以上・30%以上」を超える実績を達成した。MAUは同12%増の1954万人となった。
「メルペイスマート払い」の利用者が1067万人に
中長期での成長を図るため、継続的な出品の強化に取り組むとともに、プロダクトの改善や梱包発送などの利便性の向上、マーケティング施策により、着実にMAUが増加した。また、広告宣伝費および人件費率は過去4年で徐々に低下。高水準の調整後営業利益率の事業へ進化しているとした。
スマホ決済サービスを提供するメルペイは、与信分野を中心に収益力の強化に取り組み、一時的ではあるが5月は単月黒字に。注力している「メルペイスマート払い(定額払い)」で利用者や残高が着実に増加しており、利用者数は前期比322万人増の1067万人となった。今後も「決済」「与信」「ふえるお財布」の3分野で新機能や新サービスを提供していく予定だ。
メルカリUSの流通総額は前期比72%増となる1238億円。テレビCMなどの認知拡大やWEBの改善、配送方法の改善などを行ない、MAUは461万人となった。また今期は、販売手数料に加え、決済手数料の徴収を開始したことにより収益基盤が向上し、メルカリUSとして初となる四半期営業利益を第4四半期に達成した。
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