2021.08.10 通販会社
新日本製薬3Q、EC売上は17%増の29億8900万円…海外販売が好調
新日本製薬(株)がこのほど発表した2021年9月期第3四半期(20年10月~21年6月)連結決算は、売上高が前年同期比1.1%減の252億8900万円、営業利益が同6.0%減の24億円、純利益は同2.0%増の16億2400万円となった。

「PERFECT ONE」アプリによる売上高が5.4倍に
化粧品事業の売上高は通信販売が前年同期を上回って進捗した。アップセル・クロスセルが好調で、購入単価や頻度が上昇。海外販売は、中国を中心に好調を維持して大幅に増収。直営・卸売販売は厳しい市場環境が継続、ヘルスケア事業は広告投資を抑制し、減収となった。各段階利益は、オペレーションコストの低減などにより、想定を上回って着地した。
国内外のEC売上高は前年同期比17.7%増の29億8900万円となった。国内ではデジタルコミュニケーションの強化を図り、PERFECT ONEアプリによる売上高は前年度期比5.4倍に達した。海外では、中国のTikTokへの公式出店を同業他社に先駆けて実現。一大EC商戦「618」では、このPR効果とセット販売の強化で、同1.8倍の売上を獲得した。これらの実績を受け、通期のEC売上計画は同30.0%増の44億7700万円への拡大を見込んでいる。
通販売上高は1.1%減の232億9100万円
通信販売の売上高は、前年同期比1.1%減の232億9100万円で、想定を上回って進捗しているとした。既存顧客に対する「パーフェクトワン 薬用リンクルストレッチジェル」によるアップセルが前期に引き続き好調。また、コールセンターのコミュニケーターによる積極的な商品提案により、UVケア商品を中心とした季節限定商品によるクロスセルが好調で、定期顧客に対する受注成約率は 過去最高水準で推移している。
直営店舗販売・卸売販売は、売上高が前年同期比14.0%減の13億2900万円と、引き続き厳しい事業環境が続いているが、中島健人さんをCMキャラクターに起用したブランドCM第二弾の放送開始に合わせて全国6か所でのポップアップイベントの開催や、店舗限定キャンペーンの実施など、ブランド認知度の向上と顧客獲得に取り組んでいる。
海外販売の売上高は37%増の6億6700万円
海外販売の売上高は前年同期比37.0%増の6億6700万円と大幅増。経済活動の状況を見極めながら事業活動に取り組む中、中国をはじめとした業績が好調に進捗している。
スマートヘルスケア事業では、オンラインコミュニティ「カラダマモルコミュニティ」をオープンし、ウィズコロナ時代の健康について考える顧客とのタッチポイントを拡充している。
同社は6月30日付で(株)フラット・クラフトの全株式を取得したことにより、今期から連結決算に移行した。これを受け、21年9月期の通期業績見通しを改めて発表。売上高が前期比3.8%増の350億円、営業利益が同5.1%増の35億円、純利益が同8.4%増の23億円の見込みは、フラット・クラフトの3か月分(7~9月)の業績を織り込んだ数値で、開示済みの個別業績予想からの変更はない。
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