2021.07.07 調査・統計
5月のネット詐欺、Appleかたる詐欺が5.4倍に急増…Amazon・楽天は減少
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)がこのほど公表した「インターネット詐欺リポート(5月度)」によると、「Apple」をかたるフィッシング詐欺が急増傾向にあり、総件数353件は前月比で5.4倍になっていることが判明した。

「Apple」をかたるフィッシング詐欺サイト数は前月比5.4倍の353件に
同社のネット詐欺専用セキュリティソフトの詐欺ウォールで収集した「Apple」をかたるフィッシング詐欺サイト数は、2019年2月に増加後、増減を繰り返しながら徐々に減少傾向にあった。だが、21年4月に65件まで増加、さらに5月は353件と前月比5.4倍まで増加した。
フィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドの上位をみると、4月は1位が「Amazon」で、「三井住友カード」「楽天」「三菱UFJニコス」と続き、5位に「Apple」が入っていた、また5月は、1位が「三井住友カード」で、2位に「Apple」が浮上。「Amazon」「三井住友カード」「楽天」と続いた。4月にAppleの新商品発表が行われ、同月後半からの新商品発売開始にあわせてAppleをかたるフィッシングが増加したと推測される。
Appleをかたるフィッシングは偽メールから偽ログインページに誘導
Appleをかたるフィッシングの主な手口は、社名もしくはブランド名を詐称した偽のメールから、偽のログインページにアクセスさせ、ログイン情報(ID・パスワード)やクレジットカード情報などを詐取するものだ。また、詐取された認証情報を利用し、不正に資産を盗み出される可能性がある。
BBソフトサービスは、フィッシング詐欺被害防止のためのチェックポイントを紹介し、注意を呼びかけている。「メールやSMSで案内されたURLが正規URLかを確認する」。メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやWeb検索で正規サイトへアクセスする。
「SSL通信が提供されているかどうかをチェックする」。個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要――などとしている。
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