2021.06.29 通販会社
ヒマラヤ3Qは黒字転換、アウトドア・ゴルフ・スキー用品などが好調
(株)ヒマラヤが28日発表した2021年8月第3四半期(2020年9月~21年5月)連結決算は、売上高が前年同期比15.0増の472億200万円、営業利益が18億5100万円(前年同期は15億7500万円の営業損失)、純利益12億8600万円(前年同期は10億9500万円の純損失)となった。

コロナ禍で新生活様式に親和性が高いゴルフ・アウトドアが好調
売上高は、第3四半期が前年の緊急事態宣言の影響期間に相当することから、前年実績に対する反動増が強く表れた。商品別では、コロナ禍の下、新しい生活様式への親和性が高いとされるゴルフ、アウトドアが好調に推移。上半期に気温の低下や降雪に恵まれた年になったことなどから、一般スポーツ用品が前年同期比9.2%増、ゴルフ用品は同14.7%増、アウトドア用品は同34.0%、スキー・スノーボード用品が同20.8%増となった。
売上総利益率は、上期に季節の推移が順調に進み、在庫消化負担が生じなかったことなどから35.7%となり、 前年同期比2.7ポイント上昇した。販売費と一般管理費は、コロナ禍で変動する市場動向に応じて慎重な予算行使を行っていることなどから、前年同期に比べ減少。また、特別損失として今期に退店した店舗に係る減損損失などを計上した。
EC販売システムへの投資で市場の変化に対応
出退店の状況については5店舗を退店した。5月末時点で同社グループの店舗数は全国で99店舗となり、前年同期比で店舗数は6店舗減となった。
また、EC市場の拡大で、顧客の購買動向の変化が進行。同社グループはEC販売システムへの投資により、販売サイトの利便性を高め、EC市場でのシェアの獲得を推し進めるとともに、拡大するEC市場の顧客をリアル店舗へ送客する仕組みを整えるなど、市場変化への対応を進めている。
通期業績予想を上方修正
売上総利益率の上昇など計画を上回る利益水準となったことから、21年8月期通期の連結業績予想に関し、売上高以外の各段階利益を上方修正した。第4四半期については、盛夏商戦が天候の影響を受けやすいことに加え、新コロナ禍の影響で、さまざまなスポーツ活動の制約が継続すると考えられることなどから、保守的な見通しとした。
売上高の610億円(前期比5.7%増)はそのままとし、営業利益は13億7000万円から18億5000万円、純利益は9億円から12億5000万円とした。
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