2021.06.18 調査・統計
スマホ利用者の4.9%が「SMSによるフィッシング詐欺」の被害を経験
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)がこのほど発表した『SMSを用いたフィッシング詐欺の意識調査』によると、なりすましの不安を感じている人は73.9%に上り、
4.9%が実際にSMSによるフィッシング被害に遭遇していた。SMSを受信する消費者と、送信する企業の一層の対策が求められる結果となった。

4.9%が実際にSMSによるフィッシング被害に遭遇していた。SMSを受信する消費者と、送信する企業の一層の対策が求められる結果となった。
なりすましの不安を感じた行動は「URLを開かなかった」が74%
スマートフォンを保有し、企業からのSMSを受け取ったことがある全国の10代~60代以上の男女1092人に、4月13~19日に調査。「送られてきたSMSに対してなりすましの不安を感じたことがあるか」という問いに、73.9%が「はい」。SMSフィッシングの被害を報じるニュースなどの影響もあり、自身に届いたSMSに警戒心を持つ人が多いと考えられる。
なりすましの不安を感じたときの行動は、「記載されたURLを開かなかった」(74.1%)が最多で、「記載された内容について無視した」(48.9%)、「同様の内容があるかをネットで調べた」(34.7%)。多くの人が、送信元や内容、URLに懸念があった場合、「クリックしない」「無視する」などの行動を取り、被害を回避する対応をしていたことが分かる。
SMSによる詐欺被害経験者が全体の4.9%に
一方で、SMSによる詐欺被害にあったことがある割合は全体の4.9%いた。SMSに記載されたURLを開かないなど、被害を防ぐ行動を取っている人もいるが、現状では被害に遭っている人も少なからず存在していることが分かった。
NTTコムオンラインは、2005年4月に発足したフィッシング対策協議会の検討メンバーとして参画。フィッシング対策や利用者向けガイドラインの改定などの活動をしている。また、フィッシング被害を防ぐために必要な対策方法の解説記事を公開している。
それによると、消費者向けの主な対策については、「SMSの発信者番号が企業がWebサイトで記載している電話番号かどうかを確認する」「懸念があればURLをクリックしない、フォームに入力しないことを徹底する」。また、企業向けの主な対策は、「消費者に誤解されないよう、Webサイトなどで発信者番号を記載する」「国内の携帯4キャリアと直接接続しているSMS送信サービスを選定する」――などを挙げて注意を促している。
■『フィッシング詐欺被害対策の解説』
https://www.karaden.jp/column/2021060801.html
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