2021.05.11 通販会社
アスクルが『サステナブル調達方針』、環境・安全や人権などに配慮
アスクル(株)は10日、すべての取引先と協働して責任あるサプライチェーンの構築を目的に、『アスクル サステナブル調達方針』を策定したと発表した。顧客への安心・安全な商品の提供を持続可能にするために、「社会的責任の遂行」と「サプライチェーン全体の持続的発展」の両立をめざす内容となっている。

環境や安全、人権などに配慮した調達へ
同社は、2020年12月に「サステナビリティ基本方針」を策定するとともに、中長期的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定している。そのマテリアリティの1つとして掲げた「サステナブルな調達の実現」を推進するため、環境や安全、人権などに配慮し、企業としての社会的責任を果たす『アスクル サステナブル調達方針』を定めた。「方針」は次の通り。■環境への貢献
・環境問題の抑制や緩和・汚染防止に資する原材料・商品を積極的、優先的に調達します。
・気候変動対策に取り組み、温室効果ガスの発生を抑制します。
・廃棄物を抑制し、資源・エネルギーの循環・再生・有効活用に努めます。
・生物多様性を保全し、森林・水資源を含む自然資源の維持・改善に努めます。
■安心・安全な商品
・商品の品質・安全性の向上に努めるとともに、コスト・納期の適正化に努めます。
・商品情報の正確性を含む表記に関する品質の向上に努めるとともに、知的財産の保護・機密保持・個人情報保護に努めます。
■法令等の遵守と公正公平な取引
・調達に当たっては各国および地域で適用される法令、条約等を遵守するとともに、業界基準・国際規範等に則って行います。
・反社会的勢力とは一切の関係を持たず、不当な要求は拒絶します。
・お取引先様の立場と権利を尊重し、強要や贈収賄を含むあらゆる腐敗の防止に取り組み、健全で公正・公平な取引を行います。
■人権の尊重
・事業に関わるすべての人々の人権を保護・尊重します。
・サプライチェーン全体における、強制労働、児童労働、ハラスメント、差別を含むあらゆる人権侵害および人権侵害への加担を排除します。
■労働環境への配慮
・適正な賃金と諸手当の支払、福利厚生の提供、労働契約の締結を適正に行い、関連法令を遵守するとともに、労働者の権利を保護します。
・過重労働を排除する等、事業に携わるすべての従業員の労働環境・健康・安全衛生に配慮します。
・多様な個性と価値観を尊重し、成長と革新を通じて、働きがいのある仕事・職場づくりを推進します。
■リスクと変化への対応
・自然災害等の有事や大きな社会環境の変化においてもお客様への商品供給を止めない責務を果たすため、商品の調達を継続できる体制を構築します。
アスクルは今後、「方針」に基づき、商品採用や取引開始時、定期的な遵守事項に関するアンケートや、製造委託工場の現地確認などで、サプライチェーンでの運用状況を確認する作業を実施していく考えを示している。
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