2021.04.01 通販会社
オイシックスが食領域DXを推進へ、ECシステム開発のカラビナ社を買収
安心・安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地(株)は3月31日、食領域ビジネス全般のDXを推し進めることを目的に、エンジニア採用の強化を図る方針を明らかにした。
ダイヤモンドヘッドから株式を追加取得
この日同社は、連結子会社のカラビナテクノロジー(株)の株式を、株主であるECシステム事業のダイアモンドヘッド(株)から買取し、追加取得する契約を締結した。取得後の保有株数は70%となり、今後はカラビナテクノロジーとの連携によりエンジニア採用を強化し、ダイアモンドヘッドとは協業事業を図る。一次から三次産業までの食に関わる領域でDXを進め、グループ内外のさまざまなビジネスのエンジニアリングを統合的に推進する。
同社は食品宅配業を主軸に、食にまつわる社会課題をビジネスの手法を用いて解決することをめざしている。事業を牽引しているサービス「Oisix」は、創業のころから生鮮食品のEC販売を手掛け、現在はオイシックス ・ラ・大地として「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」を含めた3ブランドを運営、全国で約39万人のユーザーが利用している。
エンジニア採用を強化、システム戦略全般を推進へ
また、カラビナテクノロジーは、EC向けのWebシステム開発およびWebサイトの制作事業を手がけている。同社とは2018年の子会社化からシステム提供で連携しており、連携する事業の案件も順調に増加している。
デジタル庁の創設が柱となるデジタル改正法案の策定が進み、コロナ禍の影響でさまざまな領域でのDX化が進んでいる。特に、ECでの商品購入がより一般化しており、IT人材の確保は事業推進の重要な課題となっている。今回の株式追加取得により、エンジニア採用の強化をはじめとして、システム戦略全般の推進力を上げることも狙いとしている。
同社は、エンジニアのその時々の「成長したい方向性」「やり遂げたいこと」など多様な志向に合わせるため、自社サービスだけでなく受託開発業務の分野でのシステム開発案件も確保。グループ会社や、その他出資先、さらにはカラビナテクノロジーのクライアントも含めた食領域にまつわるIT化の推進を予定している。
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