2021.03.29 通販会社
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞、ファンケルが厚労大臣賞
「人を大切にする経営学会」(事務局・東京都千代田区)はこのほど、主催する第11回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞企業を発表した。過去最多の138件の応募があり、28団体が受賞。通販関連企業からは、(株)ファンケルが厚生労働大臣賞、サントリーホールディングス(株)が経済産業大臣賞をそれぞれ受賞した。
「人を大切にする企業が好不況にぶれない」という研究結果を普及
人を大切にする経営学会は、経営学者や経済学者、社会学者などの大学関係者に加え、企業関係者や金融機関、自治体などの産業支援機関の担当者が参加する学会。「人を大切にしている企業こそが、好不況にぶれず好業績」という先行研究の深化・体系化を主目的に、「人を大切にする企業経営」の普及に務めている。
大賞は、企業が本当に大切にすべき「従業員とその家族」「外注先・仕入れ先」「顧客」「地域社会」「株主」をはじめ、人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している企業の中から、その取組が特に優良な企業を表彰し、他の企業の範となることを目的として、2010年度から実施している。
ファンケルは正規雇用率が98%・女性従業員比率は68.8%に
ファンケルが受賞した厚生労働大臣賞は、人事・労務面から見て大賞の趣旨に最もふさわしい企業、とりわけ障がい者や高齢者、女性などの活躍推進や長時間労働の削減などの総合的な雇用管理に関して優れた活動を実践した企業に贈られる。
ファンケルは創業以来、社会課題解決型企業として成長を遂げ、人を大切にする経営を実践している企業として知られている。年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず、さまざまな価値観や考え方を持つ多様な従業員が個性や能力を発揮しながらイキイキと働き、新しい価値を生み出し続ける独自の風土があり、これらが企業成長の原動力となっている。
同社によると、正規雇用率は実質98%で、月間所定外労働時間は4.8時間で、有給取得率は87.4%。20年3月期(単体)で女性従業員比率は68.6%、管理職比率が43.6%。積極的な登用で女性管理職比率 50%をめざしている。また、21年3月12日現在(国内連結)の障がい者雇用率は3.33%(厚生労働省が定める障がい者の法定雇用率2.3%)だという。
サントリーが経済産業大臣賞
企業規模を問わず、最も優秀と認められる会社に贈られる経済産業大臣賞を受けたサントリーホールディングスは、高品質の商品・サービスを世界中に届けることを通じ、人々の豊かな生活文化の創造に貢献し、常に社会や美しい環境との共生をめざしている。
同社は、新たな価値を絶えず創造することで、顧客や社会と寄り添う「Growing for Good」な企業であり続けることをめざす。多様な人材で価値観をぶつけ合い、心身ともに健康でイキイキと働き、「やってみなはれ」を発揮できる職場環境づくりに取り組んでいくとしている。
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