2021.03.25 通販会社
日本商品を世界へ…米EC大手・セラシオが日本上陸、モール店舗買収へ
米国のECに特化した消費財企業、Thrasio(セラシオ)はこのほど、海外事業の拡大を目的に、東京都内に全額出資の子会社、セラシオGKを設立した。併せて、Amazonマーケットプレイスや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECマーケットプレイスで販売しているブランド事業を買収、育成、販売するため、270億円の資金を投じると発表した。
米国での買収完了実績は98%
日本市場でM&A、ブランドマネジメントなどの専門家チームを短期間に組織し、世界各国で活躍する700人以上の専門家チームとともに事業運営を行う。
セラシオは、アマゾンFBAブランドの最大の買収企業だ。米国での買収完了実績は98%で、多くの場合、35日以内という驚異的なスピードで最終締結に至っている。 成功している多くのECブランドを運営している強みから、参画ブランドはECマーケット上で、世界の代表的なトップブランドとも競争できるだけの力を持つことができるとしている。
独自の事業基盤構築で高品質な商品を世界へ展開
独自の事業基盤構築により、高品質な製品を世界中のECマーケットプレイスに出品。アマゾン出店企業の評価実績6000件、評価の高いブランドの買収実績100件、1万4000近くのカテゴリーリーダー製品をマネジメント。この経験をもとに、参画ブランドの売上や収益性、成⻑力をより高め、出店者はブランド売却時の対価に加え、売却後の売上によっても業績に連動して報酬を得られる仕組みとなっているという。
今回の進出は、「アジア地域計画の第一ステップ」「日本はグローバル経済において重要なEC市場」とした、セラシオプレジデントのダニー・ブックヴァー氏は、「日本の消費者の70%以上はオンラインで購入し、アマゾン・ジャパンには毎月8900万ものビジターが訪れ、米国に次いで2番目の規模だ。日本はアジア進出の最初の足場であり、アジアはセラシオにとって重要で大きな可能性を秘めている市場だ」とした。
セラシオ「日本製品には莫大な可能性がある」
セラシオ共同創業者兼共同CEO のカルロス・キャッシュマン氏は、 「セラシオは公正で、迅速で、信頼できる企業として知られており、日本でもレベルの高いサービスを提供する」。さらに、ステファニー・フォックスCOOは、「日本の製品には莫大な可能性があり、セラシオのグローバルポートフォリオに参画することで、日本のECブランドをアマゾン・ジャパンで成長させるだけでなく、楽天やヤフーなどの主力プラットフォームでも成功に導く」とコメントしている。
セラシオ・ジャパンチームは、⽇本で展開中の事業売却を検討中、もしくは自社製品にさらなる成長の可能性があると考える企業との商談機会を設けるとしている。
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