2021.03.08 通販会社
ファーマフーズ、2Q売上が3倍に…「通期黒字化モデル」が継続
(株)ファーマフーズがこのほど発表した2021年7月期第2四半期(20年8月~21年1月)連結決算は、売上高が前年同期比216.1%増の203億9300万円、営業損失が8100万円(前年同期は15億8500万円の営業損失)、純損失が4億4600万円(前年同期は15億3600万円の純損失)となった。
「ニューモ育毛剤」が216%の大幅増収
主力商品の1つ、「ニューモ育毛剤」は、約1か月の受注制限を行ったにも関わらず、前年同期比216.1%の大幅増収を達成。広告宣伝費、研究開発費の投資継続もあり、「ニューモ育毛剤」を中心とした顧客獲得が急増し、12月には定期顧客件数が70万件を超えた。
営業利益は四半期としては過去最高となる13億4600万円を計上したが、累計の営業損失は、通信販売事業でのビジネスモデルが、高水準の広告宣伝投資を行いながらも、通年を待たず早期段階で利益の創出ができる構造に変化しているためとしている。
上期投資→下期回収の「通期黒字化モデル」を継続
通信販売事業の売上高は、前年同期比254.7%増の189億200万円と大幅な増収、損益面では、将来を見据えて広告宣伝費を同176.9%増となる131億5700万円を計上した結果、セグメント損失は2億3500(前年同期は15億7600万円のセグメント損失)となった。
広告宣伝を上期に集中投資し、下期で利益回収する「通期黒字化モデル」を継続。1月末時点で、定期顧客件数は77万870件となった。当初の想定と比べ高い顧客獲得効率を記録したため、機会を逃さず過去最高額の広告宣伝投資を実施した。
四半期別では11億円の利益を計上
この結果、クロスセル施策と解約率の低下効果も合わせ、四半期のセグメント売上高は109億7900万円、セグメント利益は11億300万円を計上。「通期黒字化モデル」の利益回収の早期化と利益水準の上昇が、売上高および利益の増加につながった。
「ニューモ育毛剤」は、特にテレビ広告で非常に良いCPOでの顧客獲得に成功、累計期間の売上高は111億5000万円となった。一方、「ニューモ サプリメント」の売上高は18億1800万円となり、育毛剤と同時購入の比率が上昇した結果、顧客単価の向上に寄与した。
バイオメディカル事業、機能性素材事業も好調
化粧品の販売では、「ヘアボーテ エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」の新規顧客獲得に注力。1月末時点の定期顧客件数は13万2529件(20年10月末時点では7万3517件)となった。第2四半期間は、予約販売で一部の新規の受注を制限していたが、生産体制を強化し販売拡大の準備を整えることができた。
独自のニワトリ由来抗体作製技術「アラジンテクノロジー)」および卵黄由来の生理活性ペプチド開発技術を用いた創薬事業を行っているバイオメディカル事業は、売上高が前年同期比187.5%増の3億3200万円、セグメント利益は1億7400万円(前年同期は800万円のセグメント損失)となった。
また、独自の機能性食品素材を研究、開発し、食品メーカーなどに販売している機能性素材事業は、売上高が前年同期比15.0%増の11億5800万円、セグメント利益は同13.5%増の3億2300万円となった。
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