2021.02.12 通販支援
BASE最終決算は売上倍増で黒字に、巣ごもり消費・店舗のOLシフトで
BASE(株)がこのほど発表した2020年12月期(20年1~12月)連結決算は、売上高が前期比115.3%増の82億8800万円、営業利益は8億300万円(前期は4億4100万円の営業損失)、純利益は5億8400万円(前期は4億5900万円の純損失)となった。
巣ごもり消費、実店舗のオンラインシフトが追い風に
今期は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、外出自粛による巣ごもり消費、経済的な影響を受けたショップへの応援消費、実店舗のオンラインシフトなどが加速したことで、EC市場が著しく拡大した。
BASE事業では引き続き、個人やSMB層をターゲットとした積極的なマーケティングや、ショップ運営の利便性を向上させる機能拡充に努めた。PAY事業では、スタートアップ企業やベンチャー企業をターゲットに、よりシンプルで導入や運用が簡単なオンライン決済機能をめざしてプロダクトを強化し、加盟店数の拡大に努めた。
BASE事業の流通総額は、注文ベースで前期比121.8%増の952億9600万円、決済ベースで同130.5%増の877億1700万円。売上高は同128.9%増の73億2100万円、セグメント利益は11億1200万円(前期は1億1700万円のセグメント損失)となった。
ネットショップ開設数130万ショップ突破
20年12月にはネットショップ開設数が130万ショップを突破。さらに、10月には都内2店舗目となる常設店舗「BASE Lab.」をラフォーレ原宿にオープンし、初期費用・固定費用 無料での実店舗出店を可能にすることで、ネット上では出会えなかった新たな出会いの機会を創出するなど、BASE独自のサポートも強化してきた。
オンライン決済サービス「PAY.JP」およびID決済サービス「PAY ID」を提供するPAY事業では、登録加盟店数が堅調に推移し、流通総額は前期比50.8%増の360億6900万円を計上。
売上高は同45.9%増の9億3900万円、セグメント損失は9200万円(前期は1億2700万円のセグメ ント損失)となった。
通期予想をレンジ方式で開示、純損失14~9億円
21年12月期(1~12月)の通期業績予想は、サービスの成長を保守的に見込んだ下限額と、順調な成長を見込んだ上限額を示したレンジ方式を採用。売上高は前期比17.6%~27.1%増となる97億5000万円~105億3600万円、営業損益については、営業損失14億3300万円~9億2900万円、純損失は14億3700万円~9億3300万円を見込んだ。
注文ベースの流通総額は、下限値を1150億円、上限値を1250億円。同様に、決済ベースの流通総額は下限値を1035億円、上限値を1125億円とした。これにより、BASE事業の売上高は83億5000万円~91億円、PAY事業の売上高は13億7000万円~14億600百円を見込んだ。
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