2021.02.08 調査・統計
ECサイトで利用する決済手段、1位は「クレカ」・2位「PayPay」
ソフトバンク(株)子会社のSBペイメントサービス(株)が実施した「ECサイト(物販、デジタルコンテンツ)における決済手段の利用実態に関するアンケート」の結果によると、2018年調査と比べ、PayPay(オンライン決済)をはじめとするID決済の利用割合が増加していることがわかった。また、購入の際によく利用する決済手段がない場合、多くが離脱していた。
調査は20年12月21~28日。対象は全国の10~80代の男女で、いずれも1年以内に物販サイトで商品を購入した2533人、デジタルコンテンツを購入した2335人に聞いた。
物品・デジタルともにクレカ決済が減少
ECで物品を購入する際、「よく利用する決済手段」は1位が「クレジットカード決済」で78.5%、2位が「PayPay」で17.5%、3位が「コンビニ決済」で16.9%だった。また、デジタルコンテンツ購入では、1位が「クレジットカード決済」で75.4%、2位が「キャリア決済」で16.9%、3位が「コンビニ決済」で13.3%、次いで「PayPay」で12.5%という結果だった。
18年との比較では、物品・デジタルコンテンツどちらの購入時も、「クレジットカード決済」の割合が減少し、「PayPay」「楽天ペイ」「LINE Pay」といった、オンラインでもリアルでも利用できるID決済の割合の増加が目立った。一方、「キャリア決済」の割合はほぼ変化なく、一定の根強いニーズがあることが分かる。
ECサイトに望む決済手段がない場合に6割が離脱
また、購入の際によく利用する決済手段がない場合、物販サイトでは男女ともに63%前後が、デジタルコンテンツサイトでは男性が69.4%、女性57.1%がそのECサイトでは購入せず、離脱することが分かった。
これらの結果から、同社はユーザーの求める決済手段をECサイトに導入するのは、商品・サービスの購入を検討するユーザーの背中を押す「最後の一手」とし、事業者は商品・サービスの提供以外にも、ユーザーが求める決済手段を適切に見定め、多様な決済手段を取り揃えておくことが購入率向上、売上アップに繋がるとしている。
ECサイトの購入頻度、全世代で「増えた」が「減った」を上回る
コロナ禍での「購入頻度」の変化については、全世代で「増えた」が「減った」を上回った。オンラインビジネスにチャレンジする企業もさらに増えることが予想され、決済代行会社としてECサイトに必須の決済手段を数多く提供している同社への相談を呼びかけている。
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