2021.02.08 通販会社
新日本製薬1Qは減収増益、店舗苦戦もEC売上は11%増
新日本製薬(株)がこのほど発表した2021年9月期第1四半期(20年10~12月)決算は、売上高が前年同期比2.7%減の84億8900万円、営業利益が同20.8%増の8億2800万円、純利益は同33.2%増の5億9000万円となった。

『パーフェクトワン薬用リンクル』の販売好調
コロナ禍の懸念による消費マインドの変化を踏まえて広告投資を抑制したことや、直営店舗販売・卸売販売での影響により、売上高は減少。一方、主力商品シリーズから新たに発売した『パーフェクトワン 薬用リンクル ストレッチジェル』の販売が好調に推移した。
また、新たな顧客層獲得のための戦略として、歌手でタレントの中島健人さんを起用したブランドCMや、SNSと連動した販促施策などに取り組んだ結果、特にミニマムライフ世代(30代以下)の顧客獲得が想定を上回って好調に進捗した。
通信販売チャネルの売上高は前年同期比1.3%減の78億5000万円。ヘルスケア商品が要因で減収となったが、販促施策や定期購入顧客に対するのアップセルの取り組みの結果、購入単価上昇の効果があり、化粧品売上高は前年同期を上回った。
国内・海外ともに好調、ミニマム世代で認知拡大
国内ECは引き続き好調に推移し、売上高は前年同期比11.6%増の9億4800万円。ブランド戦略の効果が増収を牽引した。直営店舗販売・卸売販売は同24.7%減の4億2600万円だったが、東京・原宿の@cosme TOKYOに期間限定で出店したポップアップイベントでは、来店客数と売上高が想定を上回る結果となり、ミニマムライフ世代へ認知度拡大が進んだ。
海外販売の売上高は同1.8%増の2億1100万円。SNSやインフルエンサーを活用したプロモーションによる認知度向上と売上拡大に継続して取り組んでおり、中国では独身の日に行われるショッピングイベント・W11での売上高が前年を上回り、20~30代を中心にブランド認知度は着実に拡大している。
米国でパーフェクトワンのテストマーケティング開始
今期から、米国でのパーフェクトワンブランド販売に向けたテストマーケティングを開始。グローバルスタンダードブランドへの成長に向けた取り組みを進めている。また、スマートヘルスケア事業を新たにスタート。10月には第一弾として「美活プロテイン」を発売した。
コロナ禍を経て、自身で健康を管理する「セルフディフェンス」が注目を集めている中、スマートヘルスケア事業では、「Evidence」「Lifestyle」「SmartTech」をコンセプトとした商品やサービスを順次展開していく予定でいる。
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