2021.01.26 調査・統計
EC運用の悩み、1位は「新規顧客開拓」・2位は「運用のリソース不足」
リサーチ&マーケティング支援を手がける(株)ネオマーケティングが実施した「EC運用の悩みに関する調査」によると、ECサイトを運用している担当者の多くが「新規顧客獲得」「運用リソース不足」「サイト集客」などに課題を感じていることが分かった。
開設後3年以上が4割、1億円規模は3割
同調査は、2021年1月5日から7日までの3日間、20歳~69歳の男女743人(アイリサーチ登録モニター)を対象に実施したもので、ECサイトを運用する上で悩んでいること、課題に感じていることなどについて質問している。
まず、関わっているECサイトの段階について聞いたところ、「オープンして3年以上の段階」と答えた人が42.5%で最多。次いで「サイト構築段階」15.9%、「オープンして1年以上3年以内」11.8%、「商材検討段階(サイトも未完成)」9.4%の順となった。これからECサイトをオープンする段階にある人が全体の4分の1を占めている。
次にECサイトの売上規模を聞いたところ、「500万円未満」と答えた人が23.0%で最多に。500万円以上の売上規模を回答した人は、それぞれの規模で5~10%台となっている。1億円以上の規模と答えた人は全体の3割だった。
ノウハウ不足で集客が難航?
ECサイト運用について最も課題に感じていることを質問したところ、「新規顧客獲得」が最も多く15.9%。「運用リソース不足」14.5%、「サイト集客」13.6%がそれに続いている。このことから「新規顧客獲得」や「サイト集客」など、マーケティングの分析を要する項目に課題に感じていることが分かる。
また、それぞれの項目の課題について詳しく聞いたところ、「新規顧客獲得」に関してはサイトへの流入や、その後のサービス利用につなげることが難しいといった意見があった。一方、「サイト集客」に関しては、「どのように集客すればいいのか全くわからない」「顧客がなかなかサイトを閲覧してくれない」など、専門知識不足によりどこから手を付ければいいのか分からないといった様子が見られた。
半数は「データ分析・活用が不十分」
他に、CRM施策に取り組んでいるかについての質問では、「自社で取り組んでいる」54.5%、「外部パートナーに依頼して取り組んでいる」29.2%で、8割近くが「取り組んでいる」と回答。このうち「十分にできている」と答えた人は13.1%、「おおむね十分にできている」39.7%で、全体の半数に留まっている。
同じく半数となる「不十分だ」と答えた人にその原因を聞いたところ、「人的リソースが足りない」40.0%、「顧客データの活用ができていない」34.1%、「顧客データの分析ができていない」32.9%と答えている。同社はこの現状について、「顧客データを取得してはいるものの、分析やデータ活用といった次のアクションが後回しになっているのでは」と解説している。
■ネオマーケティング
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