2020.11.13 通販会社
夢展望2Qは3億円の赤字に、コロナ禍の店舗休業などで
夢展望(株)が12日発表した2021年3月期第2四半期(20年4~9月)連結決算は、売上収益が前年同期比26.4%減の29億8300万円、営業損失が2億7700万円((前年同期は8300万円の営業利益)、四半期損失が3億700万円(前年同期は5100万円の四半期利益)
となった。
海外からの仕入が遅延、新ブランド 「rectangle」は好調
中核事業であるアパレル事業では、新型コロナウイルスの感染拡大により、中国やイタリアなど海外からの仕入商品の納期遅延が発生して仕入計画に狂いが生じ、今期もその影響を受けた。さらに、コロナ禍が暮らしに与えたさまざまな影響は、消費者の購買意欲の低下を招き、事業の売上・利益に大きな影響を与えた。
こうした厳しい状況下でも、既存ブランド「DearMyLove」は、引き続き成長を続け、売上・利益ともに前年同期を上回るペースで推移している。前期に立ち上げた新ブランド 「rectangle」も、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のランキングで1位を獲得するヒット商品が生まれるなど 成長を見せている。
店舗閉鎖や希望退職者の募集などを実施、人件費や販管費を削減
この結果、アパレル事業の売上収益は19億4900万円(前年同四半期比27.8%減)、営業損失は2億5700万円(前年同期は7500万円の営業利益)となった。また、今期累計期間で実施した店舗閉鎖および希望退職者の募集、海外(中国)子会社の事業縮小などのリストラ策により、地代家賃や物流費、人件費などの販管費の大幅な削減が見込まれ、キャッシュフローについては今後大きく改善する見通しだ。
ジュエリー事業は、売上収益が3億3100万円(前年同期比48.2%減)、営業利益は900万円(同91.7%減)となった。連結子会社の(株)トレセンテが行っている事業で、アパレル事業と同様に、消費者の外出自粛、実店舗の休業など、新型コロナウイルス感染症拡大の大きな影響を受け、前年同期を下回る結果となった。
前年度は黒字化も今期はコロナ禍で苦戦
前会計年度に、同社グループに参画して以来、初めて通期で営業黒字を計上するなど好調に推移していたが、今期累計期間はアパレル事業と同様に、消費者の外出自粛、実店舗の休業など、新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受けた。
トイ事業は、少子化や消費者ニーズの多様化、中華圏での人件費の高騰など、依然として厳しい環境にはあるものの、主要取引先への販売を中心に好調に推移しており、売上収益および営業利益は前年同期を上回るペースで推移している。その結果、売上収益は6億9900万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は5200万円(同134.5%増)となった。
21年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大が与える同社グループへの影響を現時点で算定することが困難と判断し、引き続き未定とした。
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