2020.11.06 通販支援
GMO-PG、海外送金・返金サービスを開始…越境ECなど海外展開を支援
GMOインターネットグループで、総合的な決済関連サービスと金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ(株)=GMO-PGは5日、海外送金・被仕向送金(受取)サービスを提供するQueen Bee Capital(株)と、海外送金と被仕向送金インフラ事業で協業することに基本合意したと発表した。
「デジタルファースト」な海外送金と受取サービスを展開
協業を通じてGMO-PGは、国内の個人や企業が「ネット完結」「安価な手数料」「当日中の着金」による海外への送金や、海外からの送金受取ができる「デジタルファースト」な海外送金と受取サービスを構築し、2021年春ごろの提供めざす。
国内から海外各国への個人間送金市場は、14~19年の年平均成長率が10.7%、19年の個人間送金額が前年比8.5%増の7030億円(日本銀行の国際収支統計)と、成長を続けている。背景の一つとして、日本企業による高度外国人材の受け入れや、日本在留資格を持つ人々への就労促進で、外国人労働者が増え続けていることが挙げられる。(厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ・19年10月末現在)
19年の輸出入送金額が155.3兆円
また、海外送金や被仕向送金が生じる企業間貿易は、19年の輸出入送金額が155.3兆円(財務省「財務省貿易統計 年別輸出入総額)に上り、企業間送金・被仕向送金の市場規模は大きなものとなっている。しかし、海外送金や海外からの送金受取は、身分登録や送金指示など煩雑な手続きが必要なうえ、仕組み上、複数の銀行が関与するため手数料が高く、着金まで1週間以上かかることもあるのが現状だ。
一方、GMO-PGでは15年4月から、国内のEC・オンラインサービス事業者向けに、返金・送金業務を効率的で安価に行える「GMO-PG送金サービス」を提供。さまざまな業界のビジネス活動がボーダーレス化する中、工数やコストを最小限に抑え、スピーディーに海外口座への送金を可能にするサービスの要望が寄せられるようになっていた。
簡単・安価・短期間に海外送金・受取が可能に
こうした背景のもと、GMO-PGは個人や企業がデジタルファーストで簡単・安価・短期間に海外送金・受取ができるサービスの展開を目的に、海外送金サービスを提供するQueen Bee Capitalと海外送金および受取インフラ事業で協業することを基本合意した。
GMO-PGはQueen Bee Capitalが提供する海外送金サービス「PayForex」と被仕向送金サービス「PayForex Incoming」のシステムを活用し、日本国内の個人・企業に向けて新たな海外送金・受取サービスを構築し、21年春ごろの提供をめざしたい考えだ。
Queen Bee Capitalは、グローバルな金融知識と高度な技術力を武器にサービスを提供。11年から開始した「PayForex」は、送金したい相手の海外銀行口座へお金を送るサービスで、取扱通貨は30種類、200以上の国と地域への送金が可能という。
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