2020.10.23 ECモール
環境省、楽天など5社を「エコ・ファースト企業」に認定
環境省は21日、環境の分野で「先進的、独自的で業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを認定した「エコ・ファースト企業」を公表した。今回は楽天(株)、(株)ネクシィーズグループなど5社が選出された。
楽天「事業を通じ持続可能で地球環境にライフスタイルを推進」
「エコ・ファースト制度」は、環境省が2008年、各業界の環境先進企業としての取組みを促進することを目的に設立した。企業は環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策などの環境保全に関する取組みを「エコ・ファーストの約束」として宣言。環境大臣がその企業を「エコ・ファースト企業」として認定し、これまで計50社に上っている。
楽天は認定を機に、改めて「事業を通じて持続可能で地球環境にやさしいライフスタイルの推進に取り組む」と表明。環境負荷の低減のほか、「楽天市場」「楽天ファーム」などを通じた持続可能な消費の普及活動を行い、ユーザー、パートナー、地域住民、従業員とともに、脱炭素社会の実現、自然環境と生物多様性の保全に努めるとした。
楽天は「EARTH MALL with Rakuten」や「楽天BOX」などの取組を実施
すでに自社の取り組みとして、「楽天市場」では、ユーザーが購入した商品を配送する際に発生する温室効果ガス削減のため、再配達を抑止する受け取り専用ロッカー「楽天BOX」を提供。また、持続可能性に関する国際認証を取得した商品を中心に取り揃えた「楽天市場」内のウェブサイト「EARTH MALL with Rakuten」などを通じ、持続可能なライフスタイルをサポートするお買い物の機会を消費者に提供している。
「楽天ファーム」ではオーガニック農業の普及を支援
さらに、農業サービス「楽天ファーム」では、自然環境への負荷を低減したサステナブルなオーガニック農業の普及に取り組み、その活動を通じて地域循環共生圏づくりや環境保全を推進。「楽天エナジー」では、「楽天でんき」「楽天でんきBusiness」の契約者に向けて、節電やCO2排出の削減につながる取り組みも行っている。この他にも、事業活動での使用電力を2025年までに100%再生可能エネルギーにすることをめざしている。
楽天は、「環境負荷低減活動の推進」「持続可能な消費行動の推進」「100%再生可能エネルギーの電力による事業運営」「オーガニック農業推進による持続可能な社会と地域循環共生圏づくり」「空気・土・水等の環境保全」「環境教育・人材育成」を掲げ、取り組みの進捗状況と結果について環境省へ報告するとともに、定期的に公表するとしている。
ネクシィーズグループは「ネクシィーズ・ゼロ事業」を展開
また、LED照明や空調設備など省エネ環境製品の導入を手がける(株)ネクシィーズグループは、12年から開始したネクシィーズ・ゼロ事業で、CO2排出削減などの地球環境に寄与し、クライアントのコスト削減にも貢献する新しいビジネスモデルとして事業を拡大している。
ESG≪環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)≫に配慮した事業活動に対する社会からの要請が高まる中、グループ環境方針に基づき、取組みを推進している。環境大臣には、これらのさらなる強化と推進を「約束」した。
両社のほかに「エコ・ファースト企業」として認定を受けたのは、佐藤工業(株)、(株)島津製作所、大東建託(株)。
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