2020.10.16 調査・統計
「化粧をしたことがある」「してみたい」男性がそれぞれ約4割に
クルーズ(株)の100%子会社、ランク王(株)が提供するメディア事業「ランク王」が実施した「男性の化粧に対するイメージ調査」によると、男性化粧品販売の認知度は6割を超え、化粧経験者と「してみたいと思ったことがある」という回答が、それぞれ4割前後。男性が化粧をすることに対する理解は少しずつ上がっているようだ。
メンズコスメ利用経験者は身だしなみやメイクの真似などが理由
調査は10~60代の男性1000人を対象に9月に実施した。最近は、メジャーな女性用メイクブランドが男性用メイクブランドを新設し、男性専用の化粧品を販売する動きなどが多く見られる。男性芸能人を起用した広告を街やテレビなどで見かける機会も多い。こうした流れの中、当事者である一般の男性が「化粧」についてどんなイメージを持っているのか――。
「いままでに一度でも化粧をしたことはありますか」という問いには、37.6%が「はい」。きっかけは、家族や恋人、友人などから言われて試してみた、という声が多かった。一方で、自ら化粧をし始めた人の中には、「ニキビ跡を隠す」という身だしなみに気を使った理由や、「韓国系のアイドルのメイクの真似をしたかった」など、趣味の延長という理由が挙がっていた。
化粧をしたいレベルは「ベースメイク」が74%
「いままでに化粧をしたいと思ったことはありますか」には、44.8%が「はい」。では、実際にどのレベルまでの化粧をしてみたいと考えているのか。74.1%が「ニキビ・シミ消しなどのベースメイク」のみをイメージし、15.6%が「部分的に印象が変わるもの」、10.3%が「女性同様のフルメイク」を考えていることが判明した。
フルで化粧をして顔の印象を変えることより、コンシーラーやファンデーションを使ってトーンアップを図り、身だしなみを整えたいと考えている男性が多いことが分かったが、一方で「化粧をしない・したくない」という人の理由には、「世間的なイメージを気にしてしまう」「日常的に化粧をする必要性が感じられない」などという声が多く見受けられた。
男性専用化粧品の認知度は61%
一般的にはまだ、男性が化粧をするのは芸能人やモデルに限ると認識していて、化粧に対して何らかの抵抗がある人が多くいる印象も。ただ、「そもそも化粧をするきっかけがなく想像できなかったが、機会があれば試したい」という声や、「将来的に男性の化粧が当たり前になったら興味を持つ可能性がある」など、ポジティブな意見も少なくなかった。
男性専用の化粧用品が販売されていることを知っている人は61%。最近は、女性用メイクブランドが、ファンデーションをはじめとしてアイブロウやネイルなど女性顔負けの豊富なラインアップを展開することなどが増えている。こうした流れの中で、身だしなみの一環として男性が化粧をするという認識が浸透しつつあるようだ。

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