2020.10.01 通販会社
アダストリア中期決算、44億円の営業損失…EC売上は25%増
(株)アダストリアが9月30日に発表した2021年2月期第2四半期(20年3~8月)連結決算は、売上高が前年同期比26.9%減の796億6400万円、営業損失が44億1000万円(前年同期は営業利益71億6400万円)、純損失が24億6100万円(前年同期は純利益44億1000万円)となった。
EC売上高は25.2%増の252億円
国内売上高については、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛をはじめ、商業施設の休業や営業時間の短縮などにより来店客数が大幅に減少した結果、前年同期比27.1%の減収となった。6月3日から全店舗が営業を再開した第2四半期では、外出需要の減少の影響が続いたものの、第1四半期と比べて国内実店舗売上高の減少幅は縮小した。
一方、EC販売は、前年8月8日以降に自社EC「ドットエスティ」が休止していた反動もあったが、外出自粛の動きに対応して自社ECへの集客の取組みを強化したことに加え、EC専業ブランドを運営する子会社BUZZWIT社が堅調を維持した結果、EC売上高は252億円で、前年同期比25.2%増と大幅に伸長した。
国内売上のEC比率が33%に
国内売上高に占める比率は33.2%となり、うち半分強の17.5%が自社EC「ドットエスティ」による売上となった。ドットエスティの会員数は1090万人で、前期末比60万人増と、引き続き増加を続けている。
海外売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により香港、韓国、米国は減収となったが、影響が少なかった台湾はほぼ前年並みで推移。ニコアンド上海旗艦店が堅調な中国は増収となった。
店舗展開では、47店舗の出店(うち、海外4店舗)、26店舗の退店(うち、海外8店舗)の結果、今期末の同社グループの店舗数は1413店舗(うち、海外73店舗)となった。
収益面については、コロナ禍の中、春物商品の在庫消化を推し進めたことから値引き販売が増加し、売上総利益率は53.1%(前年同期比3.1ポイント減)となった。
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