2020.10.01 調査・統計
フィッシングが詐欺5倍に激増、Amazon・楽天・ヨドバシかたるSMSにご用心
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が9月30日公表した「2020年8月度インターネット詐欺リポート」によると、ECサイト事業者をかたるフィッシング詐欺がこの1年で5倍以上に増加していることが分かった、
8月は720件で前年同月比5.1倍
過去1年間に、自社のネット詐欺専用セキュリティーソフト「詐欺ウォール」で収集したECサイト事業者をかたるフィッシング詐欺サイト数は、1月から増加傾向にあり、5月に減少しているものの6月に再び増加。8月には720件と、前年同月(141件)の比5.1倍となっていた。
ヨドバシかたる詐欺が急上昇
詐欺ウォールで収集したフィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドの上位10件は、7月から継続して上位2位をECサイト事業者が占めている。また、8月の8位に入った「ヨドバシカメラ」は初めてのランキング。今後も増加する可能性があるため、引き続き注意が必要としている。7月の1、2位は「Amazon」と「楽天」。8月はこれが逆になっている。
主な手口は、社名もしくはブランド名を詐称した偽のメールやショートメッセージサービス(SMS)から、偽のログインページにアクセスさせ、ログイン情報(ID・パスワード)やクレジットカード情報、氏名、メールアドレス、住所などの個人情報を詐取するものだ。
特にSMSを利用してフィッシングサイトへ誘導する手口(スミッシング)は、電話番号さえ特定できればメッセージを送信することが可能なため、スマートフォン保有者であれば誰でも標的になる可能性がある。
セキュリティ呼びかける詐欺内容で情報詐取
ECサイト事業者をかたる偽のメールやSMSには、次の内容が含まれていることが多い。このようなメッセージが含まれたメールやSMSが届いた場合は、メール文面が正規のものかどうかをインターネットで検索し、確認した上で誘導先のURLにアクセスするよう、注意を呼びかけている。
「会員個人情報を更新できませんでした」「なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします」「お支払い方法の情報を更新してください」「お客さまのアカウントで異常なアクティビティが検出された」「お客さまのアカウントで異常な行為が検出された」「不正なユーザーがあなたのアカウントにアクセスした可能性があります」「お客さまのアカウントにセキュリティー上の問題がある」――。
また、フィッシング詐欺被害防止のためのチェックポイントとして、「SSL通信が提供されているかどうかのチェック」も挙げ、個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要としている。
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