2020.09.29 通販会社
ファッションセンターしまむら、初の直営オンラインストアがプレオープン
(株)しまむらは28日、同社初の直営オンラインストアを10月1日12時にプレオープン、同7日10時にグランドオープンすると発表した。新たな販売チャネルは、既存の物流網を利用してコストを抑えるなど、独自の「ローコストEC」を事業の根幹とし、中期的には全社売上高に占めるEC事業の売上高比率を5%程度まで成長させたい考えだ。
埼玉・東松山に専用の物流拠点
衣料品販売のチェーンストア「ファッションセンターしまむら」を展開する同社は、顧客の利便性向上を目的に、昨年からEC事業を立上げ、既存の埼玉・東松山商品センターの敷地内に専用の物流センターを建設し、オンラインストアの開設準備を進めてきた。
「しまむらで買い物したいのに忙しくてお店に行けない」「小さな子供がいるのでゆっくりお買い物できない」。そんな声に応えた「しまむらオンラインストア」は、店舗と同じように、高品質で高機能のPB「CLOSSHI」シリーズや、トレンドファッションを提供するとともに、オンラインストア限定商品も取り扱い、店舗を利用しているユーザーも楽しめる品揃えとした。
1433の実店舗でも受取可
配送方法は「店舗受取り」「自宅配送」の2種類。店舗受取りは、しまむら独自の物流システムと1433店舗という数を活かし、送料無料で利用できる。商品を見てからレジで支払いすることになり、安心も伴う。自宅配送は、配送料500円(税抜・大物の場合は1000円)となり、支払いはクレジットカード決済。配送には注文後2~7日前後を要する。
買い物の楽しさを実感してもらおうと、「しまむらオンラインストア」では毎週50種類以上の新作商品が登場する。限定商品として、店舗では取り扱いのないサイズやカラーを取り扱い、インフルエンサーコラボ商品やキャラクターコラボ商品なども取り揃える。
過去にはZOZOTOWNに出店も
しまむらは18年7月にZOZOTOWNに初のオンラインショップ取り組みとして出店、19年6月に退店していた。同社では、短期間のみの出店になったことについて「当社は低価格で商品を提供していることから、手数料を支払うと利益が残らない。そのことはわかっていたので、元々、ZOZOTOWNへの長期出店は考えていなかった。ECのノウハウがなかった状態からのスタートで、ZOZOTOWN出店で勉強をさせていただいた」としていた。
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「しまコレ」のサービス終了
今後は買い物をより便利にするため、予約販売や決済手段の多様化など、機能を順次アップデートしていく考えだ。来年以降は「バースデイ」や「アベイル」など、「ファッションセンターしまむら」以外も参入する予定という。なお、サイト開設に合わせて2019年1月からスタートしたお取り寄せアプリ「しまコレ」のサービスを終了した。
しまむらは同日、2021年2月期(20年2月21日~21年2月20日)連結決算の通期予想を修正した。直営オンラインストアの開設などを見込んだ上方修正となっている。それによると、売上高は5192億6000万円から5286億6300万円(1.8%増)に、営業利益は234億500万円から308億8900万円(32.0%増)に、純利益は148億6800万円から192億600万円(29.2%増)を見込んだ。いずれも前期実績(20年2月期)を上回っている。
また、同社では21年2月期のEC売上高は約20億円、22年2月期には25億円を計画していた。
■「しまむら オンラインストア」 https://www.shop-shimamura.com
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