2020.08.14 通販支援
コマースOne-HDの1Q、純利益56.2%増に…コロナ禍でEC化に追い風
(株)フューチャーショップと(株)ソフテルを統括する(株)コマースOneホールディングスが13日発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が昨年同期比14.9%増の5億8600万円、営業利益は同56.5%増の1億3100万円、純利益は同56.2%増の7700万円となった。
ECシフトで追い風、一方で営業困難
同社は6月に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場。同社が持株会社として、連結事業子会社でECカートシステムを手がけるフューチャーショップや、一元管理システム「通販する蔵」を提供するソフテルなどを統括する。ECサイト運営を支援するサービスをSaaS形式で提供するECプラットフォーム事業を、国内の中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開。同社グループの事業はECプラットフォーム事業の単一セグメントとなっている。
今期は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり消費」の拡大とともに、ECへのシフトに伴うフューチャーショップの新規稼働件数、流通取引総額の増加が利益改善の要因となった。一方、コロナ禍に伴う各種の自粛や営業困難によってソフテルの新規顧客契約締結機会の損失、遅延もあった。
そうした環境の中でも、同社グループが属するEC業界では、在宅での消費活動や在宅勤務なども伴った継続的な需要が期待できるものと考えており、同社グループの今後の業績に与える影響も軽微と見込んでいる。
フューチャーショップは19.1%増
フューチャーショップの売上高は前年同期比19.1%増の4億3700万円、営業利益は同71.4%増の1億3900万円、純利益は同69.2%増の9000万円。稼働店舗数は同7.5%増の2627件で、純増件数は54件。流通総額は同42.8%増の432億4000万円となった。
第1四半期後だが、8月から物流プラットフォームサービス「Fulfillment by ZOZO」と連携を開始したほか、オンライン決済「PayPay」が利用できるオプションサービスのリリースを予定。11月中旬には「d払い」をオプションサービスとして提供する予定という。
コロナで営業困難、ソフテル純利益24%減
また、ソフテルの売上高は前年同期比4.6%増の1億4500万円、営業利益は同23.0%減の1500万円、純利益は同24.1%減の1000万円となった。契約件数は同2件増の230件となり、流通総額は同20.3%増の643億6800万円となった。
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