2020.07.07 事件・トラブル
牡蠣ECに不正アクセス、クレカ情報491件流出か
生牡蠣などの生鮮魚介類の加工販売を展開するクニヒロ(株)はこのほど、自社ECサイト「かきのクニヒロ」のシステムの脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスを受け、利用者のクレジットカード情報計491人分が流出したことを確認したと明らかにした。
12月6日に流出懸念、9日サイト停止
同社によると、2019年12月6日に一部のクレジットカード会社から、サイトを利用した利用者のクレジットカード情報が流出した懸念があるとの連絡を受けた。即刻、サイトでのカード決済を停止するとともに、同月9日にサイトの運営を停止した。
同時に、第三者調査機関による調査も開始し、20年1月30日に調査機関による調査が完了。これにより、18年12月22日~19年12月6日の期間にサイトを通じて商品を購入した利用者のクレジットカード情報が流出し、一部の利用者のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認した。
セキュリティコードも流出か
流出した可能性があるのは、この間にクレジット決済をした491人で、クレジットカード情報は名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコード番号など。該当者にはメールおよび書状で個別に連絡するとしている。
情報の流出懸念から公表にいたるまで7か月を要したことについて同社は、カード会社などと協議する中で、不確定な情報の公開は混乱を招き、利用者への迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、公表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことにしていたという。
同社は事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図っていくとしている。また、20年2月25日に個人情報保護委員会に報告し、同月20日には、本社を置く広島県尾道市の警察署に被害届を提出しており、今後も関係機関と協力しながら調査、対応を行っていくとした。
昨年末から運営を停止している自社サイトについては、必要な再発防止策を講じた上、再開を決定した場合には、同社Webサイト上にて告知するとしている。
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