2020.06.05 調査・統計
フィッシング被害が急増、ECモールを騙るメールが大量配信
フィッシング対策協議会がこのほど公表した5月の「フィッシング報告件数」(海外を含む)は、前月より2600件増加して1万4000件を超えた。今年になって急増しており、すでに1月の倍以上となっている。
Amazonを騙るフィッシング報告が急増
4月と同様にAmazonやApple、LINE、楽天 をかたるフィッシングメールが繰り返し大量配信され、多くの報告を受領した。5月のフィッシング報告件数は計1万4245件となり、4月比で2600件増えていた。特に、Amazon をかたるフィッシングの報告が急増。4月の約1.5倍、3月の約2.1倍の報告数となった。その他では、クレジットカードブランドや金融機関、キャッシュレス決済サービスをかたるフィッシングの報告を多く受けた。

URL件数は前月より231件減り、4052件。悪用されたブランド件数は前月より4件減少し、54件となった。しかし、依然として多いのは変わりなく、大量に取得した独自ドメインや無料のDDNS (ダイナミックDNS)サービスを使用して、短時間で誘導先のURLを次々と変えるフィッシングの報告が続いている。
いずれも、何度もアクセスするとアクセス不能となったり、短時間で停止するサイトが多いことを確認している。また、SNS サービスで使われる短縮URLや、メール配信サービスのトラッキング用URLからフィッシングサイトへ誘導するタイプの報告が増えている。これらは正規サービスのURLと区別がつかず、セキュリティフィルタをすり抜ける可能性があるという。
スマホ当選→個人情報入力画面に誘導の詐欺も
フィッシング以外では、スマートフォンなどが当選したと誤認させて、個人情報やクレジットカード情報などを入力させるサイトへ誘導され、情報を入力してしまったという相談が増加。情報を入力すると、意図せず月額料金がかかるサービスへ契約したことになり、毎月クレジットカードへ課金される可能性があるため、注意が必要だ。その他、偽ショッピングサイトへ誘導するメールや、給付金や補助金の申請を促す詐欺メールなどが確認されている。
ログインを促すようなメールやSMSを受信した際は、正規のアプリやブックマークしたURLからサービスへログインして情報を確認するよう、常に心がけるよう、呼びかけている。
また、クレジットカード情報や携帯電話番号、認証コード、口座情報、ワンタイムパスワードなどの入力を要求された場合は、入力する前に一度立ち止まり、もし、入力した情報が裏で即時に不正利用された場合には、何が起こるかを考え、似たようなフィッシングや詐欺事例がないかを確認するように促している。
特に初めて利用するサイトの場合は、運営者情報や問い合わせ先なども確認し、実在する組織の信用のおけるサイトか、また詐欺事例などがないかの確認を強調している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
【6月1日6時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
4
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
5
AIが「読み」「選び」「引用する」:クエリ処理の全解剖
