2020.05.08 ECモール
ヤフー、データ保護責任者「データ・プロテクション・オフィサー」新設
ヤフー(株)は7日、自社が取り扱う顧客データの保護についての助言や活用方法の監視などを通じて、適切なデータ活用を進めていくことを目的に、「データ・プロテクション・オフィサー(データ保護責任者 DPO)」を新設したと発表した。
独立性を持つDPOがデータ保護を監督
ヤフーによると、より良い社会の実現のため、データ活用の重要性は日に日に増している。同時に、データ活用にあたっては、安全に守られていることはもちろん、顧客の期待に反するような利用をしないこと。さらに、適切に説明して理解を得られることなどの重要性も一段と高まっているという。
そのために、「プライバシーセンター」を設けて平易な説明に努め、データの利用やガバナンスを管轄する「チーフ・データ・オフィサー」の設置や、データ活用に関する「有識者会議」の設置などを通じ、プライバシー保護とデータ活用のあり方について追求してきた。
同社は、これらに一層注力しながら、 ITやビッグデータの力でより良い社会を実現していくためにも、「独立性をもってデータ保護を監督する立場」が必要であると考え、DPOの設置を決めたという。
DPOは「データプライバシーの番人に」
データの活用は一歩間違えれば顧客の期待を裏切ったり、不安を招いたりしてしまう可能性もある。ヤフーでは、全社員がデータ保護に対して一層高い意識を持ち、利用方法やその伝え方の検討も加えるとしている。DPOは、その先頭に立つ「データプライバシーの番人」と位置付けた。
DPOに就任したのは、2003年入社の小柳輝(こやなぎ・あきら)氏。法務部、政策企画本部などを経て、13年の人事交流制度で経済産業省へ。データ活用促進政策や、個人情報保護法改正を見据えた政策の立案・実施などに携わる。15年に戻り、16年施行の改正個人情報保護法に向けたプライバシーポリシーの改定などを推進した。
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