2020.04.28 通販会社
ファンケル、機能性表示食品の「巣ごもりサプリ」が人気急増
(株)ファンケルが27日公表した「通信販売による4月のサプリメントの売り上げ動向」によると、健康維持に不可欠な必須栄養素や免疫への働きが注目されるサプリの伸びとともに、ゴールデンウイーク(GW)を控え、「巣ごもりサプリ」ともいえる機能性表示食品も人気になりそうだ。数値は新型コロナウイルスがまん延する前の前年同時期と比較した。
手軽に栄養素が摂取できる青汁などの「巣ごもりサプリ」に注目
感染拡大に伴う外出自粛の生活の変化は、人々の意識も変えているようだ。食べ過ぎや飲み過ぎ、抗ストレスや睡眠系サプリなどの売り上げも上がっている。今年のGWは家で過ごす時間(巣ごもり)が増えるのは確実。「カロリミットシリーズ」や「内脂サポート」をはじめ、手軽に栄養が摂れる「青汁」などの「巣ごもりサプリ」が伸びをみせそうだという。
4月に売上が上昇したサプリ1位は「ビタミンD」
通販で売り上げが上昇したサプリの「ベスト10」(1~23日)は次の通り。
(1位)「ビタミンD」 218.3%増
(2位)「牡蠣&ウコン たのもし」 88.9%増
(3位)「プロポリス」 78.4%増
(4位)「20代からのサプリ(女性用)」 75.7%増
(5位)「ビタミンC」 71.7%増
(6位)「マルチビタミン&ミネラル」 52.6%増
(7位)「カロリミット」 47.3%増
(8位)「20代からのサプリ(男性用)」 45.6%増
(9位)「ハイグレードビタミン」 44.2%増
(10位)「基本栄養パック」 43.9%増
健康維持の栄養素が伸長
伸びが顕著な「ビタミンD」や「プロポリス」など、免疫に関連する成分が注目された。ほかに目立ったのが健康維持に欠かせないビタミン・ミネラルの伸長だ。必須栄養素を充足させて感染の対策をしようというニーズがうかがえた。外出自粛の影響と推測されるのが、お酒を飲む人に人気のサプリ「牡蠣&ウコン たのもし」の約9割増。糖や脂肪の吸収を抑える「カロリミット」が約5割増となっていることは、外出自粛で食べ過ぎが気になっているためと思われる。
「巣ごもり」のストレスからか、一時的な精神的ストレスを緩和する「ストレスケア」(11.9%増)、睡眠の質を高める「快眠サポート」(11.9%増)、「ぐっすり時間」(36.1%増)なども人気。テレワークでパソコンなどを使う機会が増えたことを反映し、目の疲労感を緩和する「ブルーベリー ミエルネ」(20.3%増)や、手元のピント調整力やぼやけの緩和の「えんきん」も伸びた。
新型コロナでサプリの定期便利用が増加
新型コロナウイルスの発生前と比べると、サプリメントを定期的に届けサービスの利用が増えているのも特徴だ。昨年11月と今年3月では、「定期お届けコース」の新規登録件数が 50%以上の伸びとなり、日常的、継続的な摂取で健康維持をめざす人が増えていることもうかがえるという。
期間中、通信販売によるサプリの売り上げは約10%増となり、全体的にニーズが高まっていた。感染防止対策として政府の専門家会議は通販の利用を呼び掛けていることもあり、サプリの通販ニーズはさらに増えると予想している。
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