2020.04.27 通販会社
モノタロウの1Q、純利益27%増…売上高は18%増の369億円
工業用間接資材通販の(株)MonotaROがこのほど発表した2020年12月第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高が前年同期比18.9%増の369億3300万円、営業利益は同26.2%増の45億400万円、純利益は同27.0%増の31億6600万円となった。
SEOやメール、郵送DMで販促
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大などで、同社が販売する工場用間接資材の主要顧客である中小製造業についても、先行き不透明な中、弱含みで推移した。
こうした状況下、検索エンジン最適化(SEO)の取組を主軸とした新規顧客の獲得や、メールや郵送によるダイレクトメール、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付などによる販促活動を展開。カタログは、2月下旬に19万4000点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ REDBOOK vol.16 春号」(全11分冊、発行部数約262万部)を発刊した。
ウェブサイト上の取扱商品としては約1800万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約46万4000点を取り揃えた。一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとの連携を通じた間接資材販売でも、顧客数、売上ともに順調に拡大した。
新規顧客は今期内に27万4791口座を獲得。登録会員数は438万4492口座となった。加えて、韓国子会社のNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心にした顧客獲得活動を推進。顧客基盤の拡大とともに、取扱商品および在庫商品の拡充を進めた。
計画修正ないが「引き続き注視」
新型コロナウイルスの影響については、4月第4週現在で、当初計画を修正する状況ではないが、引き続き注視するとした。お客様対応窓口や物流はオペレーション能力を維持しており、サービスに影響が出ない部門の在宅勤務者は約8割。同5日に尼崎DCで感染者1人が発生し、直ちにDC内の消毒や接触者29人を自宅待機させるなどの対応をとった。
マスク・衛生用品需要で個人顧客増
顧客登録は計画を大幅に上回って進捗。新型コロナウイルス関連商品を求める個人顧客の登録者が増え、需要(売上)は、ほぼ年初計画通りとなった。マスクや消毒液、防護服などは欠品や品薄で供給が追い付かず、関連商品に注文制限を設定しているが、在宅勤務などに関わる商品の売上増などもあり、既存主力業種(製造業・建設工事業・自動車整備業)以外の、個人を含む顧客からの登録・注文による売上が伸びた。
ネット通販事業(monotaro.com)の法人顧客は、特に製造業からの受注が他業種(建設工事業、自動車整備業ほか)に比べて伸びが鈍く、受注制限や個人顧客の比率増、需要減などの要因により、平均注文単価は7%下落している。
従業員向け特別支援金で1億円超を計上
当初計画からの追加費用として、全従業員対象の特別支援金、食事手当(出社が必要な従業員対象)の支給を実施。 第2四半期(4月~6月)の概算で、1億1000万円程度を計上する見込みだ。
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