2020.04.06 マーケティング
成長D2CがECモールに出店するワケとは?D2C最前線#1レポ
アライドアーキテクツ(株)と(株)SUPER STUDIOは2月27日、「D2C最前線#1 D2Cトレンドに見る、これからの定期通販の事業成長モデルとは」をWeb配信で実施した。(株)バルクオムやベースフード(株)といった注目のD2C実施企業6社が登壇し、実践的な話題に富んだトークセッションを展開した。

写真左から、トリコの藤井香那CEO、N&O Lifeの西口征郎社長、バルクオムの野口卓也CEO、SUPER STUDIOの真野勉エバンジェリスト

こちらのセッションでは、UGC(※)活用や商品開発の事前アンケートの重要性等の話題で盛り上がった。
写真左から、トリコの藤井香那CEO、N&O Lifeの西口征郎社長、バルクオムの野口卓也CEO、SUPER STUDIOの真野勉エバンジェリスト
ユーザー特性掴みモール出店
「D2Cプラットフォーム戦略のリアル」と題し、バルクオムの野口卓也CEO、「ALOBABY」などを展開する(株)N&O Lifeの西口征郎社長、トリコ(株)の藤井香那CEOが対談。モデレーターはSUPER STUDIOの真野勉エバンジェリストが務めた。
同セッションの中で、興味深い話題だったのが「D2Cのモール展開についての考え方」。楽天市場にも出店するバルクオムは「世界でNo.1シェアの実現に向けて、自社ECだけではなく他にも場を設ける」(野口CEO)という考え方を披露。
楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞店でもあるN&O Lifeは「ブランドを広めていくためにもモール活用は重要」と捉えているという。複数ブランドを展開する同社では、ブランドや商品ジャンルによって売り場の動き方が違うことも指摘。「例えばベビー用品のALOBABYは楽天市場が強い。一方で、化粧品ブランドのHALENAは自社ECの方が動きがいいなど、売り場によって違う動向を追いながら最適な販売を模索していくのも大切」ことを明かした。
「モールドメインは強力」
SEO上の観点から、モール出品の意義もあると指摘。「Googleのアルゴリズム変更が激しい中、主要ECモールのドメインは強力。そのページに公式が露出するのは重要」との見解を示し、ECモールも必要に応じて活用していくことが大事と説明。
そのほか、SNS活用などについてもトークが弾んだ。「使い分けが大事。例えばFacebookはコーポレートブランディングに活かしていく、などSNSごとの特性を把握してうまく運用の仕分けが必要」(トリコ・藤井CEO)といった話題も出た。
D2Cに「UGC」は不可欠!?
イベント後半では「D2C型マーケティング戦略」をテーマに、(株)MEJの大槻秀光・取締役COO、DINETTE(株)尾崎美紀CEO、ベースフード(株)の斎藤竜太CMOが対談。こちらは、アライドアーキテクツの村岡 弥真人CPO 兼 プロダクトカンパニー長が担当した。
写真左からベースフード・斎藤竜太CMO、DINETTEの尾崎美紀CEO、MEJの大槻秀光・取締役COO、アライドアーキテクツの村岡 弥真人CPO 兼 プロダクトカンパニー長
こちらのセッションでは、UGC(※)活用や商品開発の事前アンケートの重要性等の話題で盛り上がった。
ベースフードでは、UGC活用としてLPに完全栄養食である「BASE PASTA(ベースパスタ)」「BASE BREAD(ベースブレッド)」の商品ページなどで、ユーザーがインスタグラムに投稿しているレシピ写真などを活用している例を紹介した。
※UGC=User Generated Contents、ユーザーが生成したコンテンツ
そのほかコーヒーのD2C「C COFFEE」を展開するMEJからは、マーケ戦略として「事前アンケート」の重要性などを語った。同社の大槻COOによると「発売前のアンケートのスコアリングで、売上見込みまである程度予測が可能」なのだと言う。
さまざまなトピックが飛び交った第1回目となる「D2C最前線」。視聴者からの質問など話題が尽きない中、約3時間のセッションは大盛況のうちにお開きとなった。
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