2020.04.06 通販支援
クラフト紙で折って緩衝材に…イー・ロジット『折り紙梱包』開始
通販物流の代行や物流コンサルティングなどを手がける(株)イー・ロジットはこのほど、運営する各物流拠点で提供している通販事業者向けの梱包作業に関して、エンドユーザーへの新たな付加価値サービスにつながる『折り紙梱包』を開始したと発表した。
TETOTETOの工夫から
『折り紙梱包サービス』は、主に通販向け商品を出荷する際、梱包に使われる緩衝材にクラフト紙を採用。1枚の紙を折り紙のように折ったり膨らませたりしながら商品を包む手法だ。これにより、商品を守る機能的な価値とともに、ラッピング装飾のような「箱を開けたときの驚きと感動」といった情緒的価値も同時に演出するサービスだという。
イー・ロジットによると、もともとは2019年10月に事業譲受した(株)TETOTETOが物流業務委託の中で行ってきた工夫がきっかけ。自然由来を企業のブランディングとして掲げている荷主の「商品を梱包する際にビニールなどの石油系は極力使用したくない」との声に応え、クラフト紙による梱包を採用した。TETOTETOは08年に(有)あきゅらいずグループの物流会社として事業を開始した企業だ。
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女性スタッフのアイディアから誕生
実施直後は、ただクラフト紙をクシャクシャにして商品を固定する意味合いだけだったが、作業を担う女性スタッフからの「緩衝材はゴミになるから減らせないか?」「商品を引き立たせるには?」「これをもらったら嬉しい」といった顧客目線の提案や意見をとり入れて改良を重ね、現在の『折り紙梱包』にたどり着いた。
こうした背景から、TETOTETOの現場スタッフが11年間にわたって積み上げてきた梱包方法が、「こんな時代だからこそ、必要となる時期が来た」と考え、イー・ロジット全社でのサービス提供開始に至ったという。
いまだに「物流費はコスト」との認識は少なくなく、早い・安い・正確が当たり前と思われている分野だが、届くことはもちろん、喜んでもらえる何かをプラスし、エンドユーザーの記憶に残る努力をしなければと、同社。「『折り紙梱包』は物流の価値感を変えるものであり、時代が求めているサービスであると確信を持っている」という。
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