2020.03.25 通販会社
家具サブスクの「subsclife」、東急賞を受賞
東急(株)は23日、Shibuya Open Innovation Lab(SOIL)で、スタートアップのビジネス展開を支援する「東急アクセラレートプログラム2019」のDemo Dayを開催した。今年度のデモデーでは、「東急賞」「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」を決定し、東急賞には(株)subsclifeが選ばれ、賞金109万円が贈られた。
家具・家電に関する手間とコストをサブスクで解決
subsclifeは、家具・家電をサブスクリプションモデルで提供し、良いものを長く使う社会づくりをめざして、サブスクによって家具・家電に関するあらゆる手間とコストの問題解決に取り組んでいる。10万種を超える商品ラインナップや、納品前に内装や家具のコーディネートもサポートすることで、店舗やオフィスなどのクリエイティブな空間づくりを応援している。
「事業共創」を行う東急モールズデベロップメントとは23日から、同社が運営するショッピングセンターのテナントに家具・家電のサブスクを提供することで、出店時・改装時の費用負担を軽減し、新規出店・改装の促進を図る。
インテリアコーディネートをサブスク家具で提供も
また、SHIBUYA109エンタテイメントとは、SHIBUYA109が監修・サポートし、若年層のインテリアに関するニーズ調査・企画開発を実施予定で、SHIBUYA109のSNS・ニュース媒体からsubsclife特設ページへ誘導し、旬なインテリアコーディネートをサブスク家具で提供する企画を開始する予定だ。
デモデーでは、審査員による協議の結果、今後成長が期待されるサブスクの中でも、幅広い顧客接点を持つ東急グループとの親和性が高く、事業共創の広がりがあると判断し、subsclifeを東急賞に選定した。そのほかの5社とも、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングを実施し、その結果によって業務提携などを検討するという。
自社利益にこだわらずスタートアップを支援
19年度で第5期目となる東急アクセラレートプログラムは、事業共創を行う新たなグループ企業として、東急不動産ホールディングス(株)、東急セキュリティ(株)、(株)東急パワーサプライが加わり、幅の広い顧客接点の選択肢を備えたプログラムへと進化をさせてきた。
第4期から通年応募制を採用しているが、応募から一次審査結果の通知期間を1か月から2週間に短縮させ、また、東急グループ参画事業者が求める技術などの共有リスト整備を進めるなど、従来よりも取り組みの質・量・スピードをさらにレベルアップさせた。
また、SOILという拠点を設けたことで、より効率的にマッチングを行えるようになり、東急グループとは共創が進まなかったスタートアップでも、ほかの大企業に紹介を行うなど、自社利益にこだわらない支援を行っている。
19年度の応募件数は124件
19年度は、19日時点で124件の応募(過年度累計634件)があり、東急グループ18社(26事業者)と事業共創の検討を随時行っているという。同社は今後も、スタートアップ企業との事業共創によって多様化するニーズに迅速に対応し、イノベーティブなまちづくりを行っていく考えを示している。「東急賞」以外の各賞は次の通り。
「渋谷賞」(賞金42万8000円=バルス(株)/「二子玉川賞」(賞金25万円)=(株)Luup/「SOIL賞」(賞金10万円)=SELF(株)、(株)空、(株)FUN UP
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