2020.02.14 通販支援
BASE19年12月期、売上高63.7%増…赤字幅は縮小
BASE(株)が13日発表した2019年12月期(1~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比63.7%増の38億4900万円、営業損失が4億4100万円(前年同期は営業損失7億9100万円)、純損失が4億5900万円(前年同期は純損失8億5400万円)となった。
BASE事業の売上高は61.3%増
同社グループは、Eコマースプラットフォーム「BASE」を提供するBASE事業をはじめ、オンライン決済サービス「PAY.JP」、ID決済サービス「PAY ID」を提供するPAY事業を展開。BASE事業では、ショップ運営の利便性向上や新たな機会、挑戦のためのサービスの提供を、PAY事業では加盟店の事業特性に合わせたサービス提供に努め、売上に貢献した。また、継続的な事業成長のための人材採用やTVCMなどのプロモーションを積極的に実施した。
BASE事業は、売上高が31億9800万円(前年同期比61.3%増)、セグメント損失は1億1700万円(前年同期はセグメント損失4億9600万円)となった。
「BASE」では海外販売機能の強化のため、新たにPayPal決済を提供。顧客管理機能や予約販売機能のリリース、ショップ管理画面のリニューアルなど、ショップ運営の利便性向上に努めることに加え、リアル店舗出店スペースの提供、ショップ運営者向けカンファレンスの開催など、新たな機会の提供に努めた。19年8月にはショップ開設数が80万ショップを突破。流通総額(注文ベース)は429億6300万円(前年同期は270億9100万円)となった。
PAY事業の売上高は74.2%増に
PAY事業は、売上高が6億4400万円(前年同期比74.2%増)、セグメント損失は1億2700万円(前年同期はセ グメント損失1億8400万円)となった。
オンライン決済サービスを行う「PAY.JP」は、導入費用は無料のまま、決済高に一定料率を乗じるシンプルな料金体系を設定しており、登録加盟店数は堅調に推移。また、加盟店の事業特性に合わせたサービス提供に引き続き努めている。この結果、流通総額は239億2500万円(前年同期は136億7500万円)となった。
事業資金提供「YELL BANK」も展開
「BASE」を利用するネットショップ運営者等に対して事業資金を提供するサービス「YELL BANK」などを展開する「その他事業」は、18年12月にサービスの提供を開始し、順調に利用
増加している。売上高は707万8000円、セグメント損失は5421万2000円となった。
20年12月期の通期予想については、レンジ形式での開示となった。売上高が52億9200万円~55億4600万円、営業利益または営業損失として△3億9100万円~5500万円、純利益または純損失として△3億9300万円~1500万円を見込む。売上高は主にBASE事業とPAY事業の売り上げで構成されるが、BASE事業は43億6000万円~45億600万円、PAY事業は9億2000万円~10億2800万円とした。
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