2020.01.27 ECモール
楽天モバイルの無料サポータープログラム、2次募集開始も半日で終了
楽天モバイル(株)が、先着2万人に募った携帯キャリア(MNO)事業の回線を無償で提供するテストユーザー向けサービス「無料サポータープログラム」が、半日足らずで定員に達して募集を締め切った。募集を始めたのは23日13時で、終了は同日23時45分。改めて、関心と注目度の高さがうかがえる結果となった。
前回抽選漏れの人を優先
今回は昨年10月の5000人限定に続く追加募集。めざしている4月の本格サービス開始に向け、通信ネットワークの安定稼働を最終確認するのを目的に、締切を2月3日に設定していた。試験サービスのエリアは昨秋と同じで、募集者も同様に東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市の居住者。前回、抽選に漏れた人を優先し、それ以外は先着順としていた。
プログラムへの参加者は、楽天モバイルがMNOとして提供する国内・国際通話、国 内・海外データ通信を無制限、無償で利用でき、期間中に複数のアンケートに答えるほか、通信テストや通話品質テスト、アプリテストなどに協力する。
屋内の電波が届きにくい場所はモバイル基地局でカバー
楽天モバイル(株)の山田善久社長は、23日に楽天モバイル恵比寿店で開かれた記者会見で「建物の中以外は、つながるようになっている。自宅や店舗などの電波状況を改善しているが、つながりにくい場合は、小型基地局となるルーター(Rakuten Casa)を提供することを計画している」と話し、屋内の電波が届きにくい場所については、別途専用のフェムトセル(モバイル基地局)を提供する予定。
ショップでの販売について山田氏は「新しい時代のショップの第一歩。端末はワイヤレスで展示し、自由な回遊型のレイアウトにした。契約手続きはタブレットでどこでもできる。事前登録をしてもらえれば、最短17分で携帯電話の契約ができる。他の店舗では契約に2時間以上かかるが、ショップでの携帯電話の契約を劇的に改善した」とコメント。ECサービスに強い楽天ならではの手法により、ショップでの契約時間を短縮することに成功したという。
自社開発のダイヤルアプリ「楽天Link」を提供
また、新たに通話・SMS・メッセージングが利用できる自社開発のダイヤルアプリ「楽天Link」のβ版をプログラムの全参加者を対象に提供するほか、楽天モバイル初の独自スマホとなる「Rakuten Mini」を先行発売する。世界最小・最軽量のFeliCa搭載スマホで、eSIM仕様という。利用者の使用状況を踏まえ、ネットワークの安定性などをチェックする。
同社によると、無料試験サービスは3月末までの予定で、間をおかず本格提供へ移行する。基地局整備の遅れから当初めざしていた昨年10月に本格サービス開始時期を延期。代わりに無料試験サービスを導入したものの、昨年末には通信障害が発生した経緯も。屋外基地局開設数は1月現在3000局以上となり、3月までの認定計画値を上回る見込みで順調に進行しているとしている。
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