2020.01.07 通販会社
千趣会が業績予想を黒字に上方修正、配当金も3期ぶりに復活
カタログ通販の(株)千趣会はこのほど、2019年12月期(19年1月1日~12月31日)の通期業績・配当の上方修正を明らかにした。営業損益は従来予想の7億円の赤字から5億円の黒字に増額修正、未定としていた年間配当金も2円とし、3期ぶりの復配方針を示した。
事業構造改革で売上利益率の改善とコスト削減
前期の営業損益は40億6300万円の赤字だった。経常損益は従来予想の2億円の赤字から11億円の黒字(前期は42億.7000万円赤字)へ、純利益も63億円から79億円(同60億2700万円の赤字)へ、それぞれ上方修正した。
売上高は890億円の従来見通しを据え置いたものの、黒字への浮上見通しは、事業構造改革によって、売上総利益率の改善と全般的なコスト削減の取り組みが順調に進んだことを第一に挙げている。
テレビCM・WEBのCM効果も
さらに、第4四半期に来期以降の顧客基盤の構築に向けて行った テレビCMやWEB CM 放映などにより販売促進費を効率的に投下できたことや、費用対効果を考慮してその他の販売促進費の一部を絞り込んだことなども寄与したとしている。
配当について同社は、17年12月期以降は「経営の安定性・安全性の観点から自己資本の拡充を最優先課題」として、無配を継続していた。
早期の業績回復、安定化を実現するために抜本的な事業構造改革が必要と、19~21年度の新たな中期経営計画を作成し、通信販売事業を中心に事業構造改革を進めているさなかだが、当期の業績動向や今後の財務状況などを総合的に検討した結果、期末配当予想を1 株当たり2円に修正し、3期ぶりに復配する予定とした。
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