2019.12.03 通販会社
イオン、「次世代ネットスーパー」開始へ…英・Ocado社と提携
イオン(株)はこのほど、英国のネットスーパー企業Ocado Group plcの子会社であるOcado Solutionsと、日本国内での独占パートナーシップ契約を結んだと発表した。 オンラインによる「次世代ネットスーパー」への道筋としたい考えだ。
EC限定の食品宅配「OCADO」と提携
Ocadoは2000年に設立されたネットスーパーを運営する企業で、店舗を持たず、オンラインで食料品などの注文を受けて利用者に届けるサービスを提供している。AIとロボットを駆使した最先端の顧客フルフィルメント・センター(中央集約型倉庫、CFC)と 精緻な宅配システムを独自に確立し、 英国ネットスーパー業界で最も早い成長スピードを誇る企業という。
Ocadoでは、そのノウハウや技術を他社に提供するビジネスモデルを構築。世界中の小売業者にOcado Smart Platform(OSP)と呼ばれるエンド・ツー・エンドのオンライン食料品・日用品販売のソリューションを提供している。
新会社設立でOL売買体験を提供
今回の提携で、イオンはデジタル、AI及びロボティクス機能の強化に向け、20年3月までに新会社を設立し、より快適なオンラインでの買物体験を利用者に提供する。また、OSPを利用し、23年には日本で第1号となるCFCを設立する計画だ。
高度に効率化されたオペレーションと自社物流を構築し、優れたアプリのインターフェースを介して、利用者の「いつでも、どこでも、何でも」というニーズに応え、さらに今後はこれらの技術により、既存ネットスーパーの事業、店舗ピックアップ、クリック&コレクトなどにも活用できると期待しているという。
これにより、イオンは「世界最先端の知見を得て『次世代ネットスーパー』を立ち上げて運営することにより、30年までに6000億円の売上をめざす」との展望を明らかにした。
イオンは、今後も国内外の先進的な技術を持つ協業先との提携を視野に、グローバル水準の経営インフラを蓄積し、デジタル社会に対応したサービスを提供するための投資を継続すると強調。店舗オペレーションや物流面でも、デジタルテクノロジーを活用し、最適化を推進する。デジタルとリアル双方の強みを発揮することで、顧客満足の最大化を図る考えだ。
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