2019.12.03 通販支援
88.9%配達効率アップ!「TODOCUサポーター」本格展開
物流の「配送」にフォーカスした事業を展開する207(株)はこのほど、宅配を支える配送員向けに、荷物受け取り主の在宅情報などを活用した配送効率化アプリ『TODOCUサポーター』について実証実験の成功から本格展開を開始した。当面は東京都内を利用対象エリアとする。
受け手の在宅チェックなど可能に
「再配達によるムダをなくすこと」をコンセプトにした『TODOCUサポーター』は、主な機能として、6つの機能を挙げている。
(1)「荷物登録アシスト機能」/OCR技術で、荷物伝票を撮影するだけで荷物情報を登録
(2)「配送先住所一覧表示機能」/すべての配送先住所情報を地図上にマッピング
(3)「指定時間お知らせ機能」/時間指定がある荷物を忘れないようにアラート
(4)「在宅回答依頼送信機能」/ワンタップで受け取り主に在宅回答依頼を送信
(5)「在宅情報閲覧機能」/荷物受け取り主の在宅情報を確認
(6)「置き配依頼受付機能」/受け取り主からの「置き配」依頼に対応
実証実験で88.9%の配送効率化
これらの機能で、既存の配送の効率化が可能となり、実証実験では88.9%の配送効率化が実現できたという。207によると、実証実験は、荷主の課題解決のために活動するラストワンマイル協同組合の配送員との協業で、東京都内で実施した。「88.9%UP」は、『TODOCUサポーター』の利用前と後の、単位時間あたりの配送完了数をベースに試算した。
ECの発展で宅配荷物は増加の一途をたどる一方、宅配業界の人材不足や再配達問題などから宅配事業者を取り巻く環境は年々厳しくなっている。これまでアナログだった「配送先住所の把握」「配送先住所のマッピング」「配達順番の決定」などの配達業務を、スマホアプリというソリューションを活用することで、効率UPを成功させた。
207は「再配達依頼いらず」で荷物を受け取れるようになる、受け取り主向けのアプリ『TODOCU』を10月から提供している。受け取り主が『TODOCU』に登録している場合は、在宅回答依頼を配送員から送信することなく、配送員は『TODOCUサポーター』で受け取り主の在宅情報を閲覧することが可能になる。
配送員と受け取り主、双方に存在する再配達問題の解決に向けたマッチング領域は、社会課題を解決する大きなチャンスのある市場だ。207は、今後も再配達によるムダをなくすことを目標に、現在利用可能な東京都内に加え、全国展開をめざして提供範囲を順次拡大していく考えを示している。
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